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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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このシリーズで前回見たのは、『流血の抗争』。
『流血の抗争』にもパート2があって、この『流血の仁義』にもパート1があります。
それぞれバラバラに見ているから、合間に起こった話がよくわからない私です。
このシリーズはちょっと古めかしく作ってあって、昔ながらのヤクザの姿のような
ものが見られる気がします。時代設定が古いのかな。

敵対する組のボスを殺害した罪で服役した雄次(哀川翔さん)が出所してみると、
所属していた風間組はすでに看板を下ろし、兄弟分の倉田(エンケンさん)が起業
する倉田建業で元組員達は働いていたわけで、そこで雄次も働くということになり
倉田についてまわってみると、実は倉田建業では敵対していた組の片棒担ぎを
やらされているとわかり…という最初のあたりからもう私には話の展開がどうも
理解できなくなってしまって、ついていけませんでした。
このVシネマ自体はしっかり平成の時代に作られているんだけれども、昭和の
匂いがぷんぷんする映画です。宍戸開さんが着てるシャツの形(『流血の抗争』
では、エンケンさんが着てた。)だけ見ても、古い。。。
クラシックな任侠もの好きな人は、らくらく楽しめるんじゃないでしょうか。
私は説明を理解するのに人の数倍の時間と労力を要する脳なので、難しかったです。

確か、『流血の抗争』のときは、倉田(エンケンさん)の実の妹で雄次と恋仲だった
小料理屋のママ役を藤谷美紀さんがやっていたけど、今回は坂上香織さんが演じて
いて、威勢のいい女将さんになってます。みなさんは、どちらがお好みですか。

エンケンさんですが、途中、弟分の宍戸開さんに撃たれて死んでしまいます。
その後、遺体が布団に横たえられているシーンが出てくるのが生々しかったです。
そうそう、自分がストーリーを理解しきれなかったのでちょっとネットで調べてみたら、
USENと楽天がやってるSHOWTIMEという有料動画番組で、この作品を見られる
ことを知りました。他にも何かエンケンさんが出演してる作品があるかな~とVシネマの
トップに戻ったら…何と!「キーワードで検索」のカテゴリーに「遠藤憲一」の文字表記
発見。すごいですねぇ。人気者です。
そういえば、今日浅草のTSUTAYAに寄ってみたら、『女はバス停で服を着替えた』
がレンタル中でした。戸田菜穂さんとエンケンさんが出ている映画です。一番下の棚に
あったんだけど、今まで借りられているのを見たことがなかったので、借りた人に
インタビューしたいくらいの意外性を感じました。今、邦画ってすごくたくさん作られて
いるけど、マニアックな人ってどこにでもそれなりにいるんですねぇ。って、あれ...?

ところで、今日も昼間偶然テレビのついている部屋に行ったら、テレビ朝日の再放送
の2時間ドラマをやっていました。なぁんだこれか…なんてチラっと画面を見たら、
何とエンケンさんの顔写真が!その写真を見せられた中年女性が「そうよ!この人よ!」
とか叫んでいるので、どうやら事件の容疑者らしき役の模様。画面に近づいて見て
いたら、大企業の娘婿になった惣領和彦(エンケンさん)が秘書と浮気をしたことから
一連の殺人事件を引き起こしたという事件解決を小林桂樹さん、片岡鶴太郎さんらが
行っていました。ひどい...エンケンさんをそんなに問い詰めなくても...と思いましたが、
悪者役のエンケンさんなのでした。
このドラマ、2時間ドラマの人気主役を一挙に集めたスペシャルで、そのタイトルは
『牟田刑事官 VS. 終着駅の牛尾刑事 VS. 事件記者冴子~新宿で殺された女を
乗せて能登半島へ危険なドライブ』。すごいなぁ。
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エンケンさんの公式サイトでこの『どチンピラ』のパート2が出演作にリストアップされて
いたと感違いして、実はそのパート2も先日見たのでした。
なので、主人公の生業やなぜ浅野愛子さんと生活している設定なのかがわかっていて
よかったです。
今回見たパート3では、主人公がヤクザの知り合いから頼まれごとをすることから、
もめごとに巻き込まれる話が展開されます。
エンケンさんは、主人公の知り合いのヤクザ君(でも彼が所属していた組は解散した。)を
鉄砲玉に仕立てて敵対する組の親分格を殺害させるヤクザで、すっごく悪そうな感じ。
奥さんや弟分達と出向いたクラブでテーブルに置かれたおつまみを食べたときも、その
食べ方が悪っぽくて「うわっ!悪そう。」と思わずつぶやいてしまいました。
でも彼は実は小心者で、弾が入っていない銃を向けられて脅されただけで、その後
煙草を持つ手が抑えようとしても震えてしまうようなところがあるんですねぇ。
主人公は知り合いのヤクザ君が殺された復讐にヤクザのエンケンさんを懲らしめようと、
その奥さんを利用してエンケンさんの悪巧みを組の幹部達に暴き、結局エンケンさんは
どこかへ連行されてしまうのです。
割と古い映画ですけど、細かいところに凝っていてちょっと笑えたりするので、ビデオを
見つけた人は見てみてください。おもしろいです。

パート2を見たときには何となく淡々と展開していった物語でしたが、パート3では
エンケンさんが登場したところで緊張感が出てきて、さすが...などと思ってしまいました。
昔よく読んでいた本に『世界むかし話集(山室静・編訳)』というのがあって、その中に
こういう話があって度々思い出します。うろ覚えですが...。
あるところに王様がいて、娘達が自分をどれだけ愛しているかを試そうと思いました。
上の娘達はそれぞれ父王をいかに愛しているかを語りましたが、末の姫はこう答えました。
「肉料理に添える塩くらいに愛していますわ。」
これを聞いて王様はたいそう怒り、末娘を勘当してしまいました。
泣く泣く城を追い出された娘は、ある宿屋で働き口を見つけます。
(中略)…この間、所謂シンデレラが変装して舞踏会に参加するような話が展開されます。
変装して舞踏会で出会った王子が旅の途中にこの宿屋を訪れると知った姫は、宿屋の
主人に「王子に出す粥を、今日は自分に作らせてほしい。」と懇願します。姫は作った
粥の底に、舞踏会で王子にもらった指輪を沈めます。その粥を食べ終わって器の底に
指輪を見つけた王子は、自分が探している姫がその宿屋にいることを知り、めでたく2人は
再会し婚礼をすることに。
その婚礼に招待する客に、姫の父王がいました。姫は、料理人に婚礼に出す肉料理に
塩を添えないようにと言いつけます。そして婚礼の席で、その肉料理を一口食べた父王は
涙を流して招待客達に話し始めたのです。
「自分は昔、娘達がどれだけ自分に愛情を持っているかを聞こうとしたが、末の姫の答え
を理解できずに城から追い出してしまった。今、この塩気のない肉料理を前にして、やっと
どんなに娘が自分のことを愛していたかを知ったのです。姫は、もうどこかで野たれ死んで
しまっていることでしょう。自分は何ておろかなことをしてしまったのだ…。」
その言葉を聞いて、姫は自分がその娘だと告白し、今でも父王を愛していると告げました。
父王と姫は再会を喜び、姫と王子も末長く幸せに暮らしましたとさ。
というような話です。
エンケンさんは、主演のときとちょっと登場するときでは大分感じが違うけど、存在感の印象は
ちょこっと登場するだけのときでもピリっと残って、そんな時のエンケンさんは料理になくては
ならない塩胡椒みたいな役者さんなのかなと思えてきました。うまく表現できませんが。
決して私がエンケンさんのファンだからというだけではなくて、たぶん多くの人がそう思っている
ような気がするんですけど、どうでしょうか。

私には見るチャンスがないかもしれないけれど、エンケンさんがもっとお年を召して映画に出る
ときはどんなだろうと最近チラっと想像したりします。きっと、いい感じの老人として出演して
くださるのではないかと思います。エンケンさんも、ファンの方達も、みなさん長生きして
楽しんでくださいね。
何度か見てみたけど、自分の中で消化し切れないのが
『DISTANCE(ディスタンス)』です。
エンケンさんは、この映画で高崎映画祭の助演男優賞を受賞なさったとか。
都内の水道水に新種のウイルスを流し大量の死傷者を出すという事件を
カルト教団が起こし、その実行犯5人は教団によって殺害されるのですが、
実行犯のうちの1人がエンケンさんの役でした。
映画は事件の3年後に実行犯達の遺族が集まって実行犯らが殺害された
現場付近で過ごすシーンを中心として、各自の過去の記憶シーンが挟まれ
ます。まぁ、どのシーンを中心として見るかは見る人によって違うのでしょうね。
エンケンさんは実行犯の1人で、きよか(夏川結衣さん)という妻がおり、2人が
過ごす過去のシーンで登場します。
その環(エンケンさん)という人は後にきよかが言うには教育熱心な真面目な
人らしいのですが、現実に同じようなことをした人が側にいて「どうしてあんなに
普通の人が…」とか「真面目な人なのになぜ…」と疑問に思ったとしても、映画
の中で環が入信した経緯が不明なのと同様に謎が残ることなのかもしれません。

私はアスペルガー症候群ですが、他人の言葉をありのままに解釈してしまう
脳の特質を持つ一方で、自閉的な本能から他者を自然に受け止めるということが
出来ず、またそれらの体質によって失敗した経験から、あらゆることに懐疑的です。
それで、突き詰めるところ自分には信仰心というものがないな...という結論に達し
ていますが、第一印象を超えると他人から一般人扱いはされない性質の自分を
思うと、カルト教団に入信するような人の言動だろうが、それ以外の人の言動だ
ろうが私の理解を超えるものだということに違いがないので、総体的に不可解な
映画と感じたのかもしれません。

あ、そうそう、さっき調べたところ、この映画の中の台詞って役者さんが自分で
感じ取ったものを言葉にしていくような形で作られたらしいですね。
って、そんなこと、みなさんとっくにご存じですよね。2001年の映画ですもんね。
人と触れ合わないので、色々なことに遅れている私です。

昨日見たのですが、この日(4/29)私は久しぶりの休日でちょっとゆっくり寝て起きた
せいか、奇妙な夢をたくさん見たのです。
そのうちの一つに、エンケンさんが私の夢初登場。
外出先でエンケンさんが出演する舞台がやっていたので、チケットもないのになんとなく
劇場に来てみた私と仲間(知らない人)。エンケンさん達出演者の方々(男性ばっか)が
続々と楽屋口から出てくるのですが、私はその日知り合った仲間が劇場の階段の
手すりを越えて階下に飛び降りる奇行に気を取られて、おまけに近眼(実際も近視)
なのでエンケンさんの姿が見えないのです。残念でした。

そんな夢を見たこの日、私の直感はなぜか冴えまくり、珍しく2時間ドラマの再放送
なぞにチャンネルを合わせたら、大杉漣さんと風吹ジュンさんが主演の番組にエンケン
さんが出ていました。
『”十年”~妻が夫を裏切った日』というドラマで、日ごろ集中力に欠ける私は途中で
裏番組の浅見光彦シリーズをチラ見するなどもしていたのですが、またテレ東に
戻ったらエンケンさんが!!男やもめの探偵(じゃないかも...)らしき役で、ソフトクリーム
を食べてました。

そして夜中に見たのが、この『公安警察捜査官』です。
主演は、竹内力さん。エンケンさんは、竹内力さん演じる公安警察官 狩場の友人役です。
ガールフレンドがヨーロッパ旅行に行ってから行方不明になり戻ってこないとかで狩場
に軽く相談するのですが、すぐ後に彼女が戻って来たからもう大丈夫だよーと元気に
電話連絡をして一件落着かと思いきや、ロリータの彼女を迎えに行ったヤクザのエンケン
さんは…。哀れ。。。です。

さて、このDVDの本編の前に『龍が如く』の予告が流れたのですが、確かこの作品にも
エンケンさんは出演していたはず...と目を凝らしてエンケンさんの姿を探していたら、マスクを
かぶった銀行強盗の声がエンケンさんの声のような気が...。エンケンさんの声は、とても
わかりやすいですねぇ。この作品も面白そうなので、近々見ようと思います。

一度、好奇心から深夜にテレビで見た『富江』シリーズ。
あまりにも怖かったので、その後封印していました。

しかし、エンケンさんが出ているこの『富江 replay』はレンタル店にもなかなか
置いておらず、やはり見つけた時には借りねばと意を決して見てみました。
怖くて泣くかなと思ったら、意外にも我慢できる程度の怖さで、私は結構気に入り
ました。『富江』通のみなさんの評価は、いかがなものでしょうか。

ここでのエンケンさんは、富江(宝生舞さん)が生まれる瞬間にある手術に立ち会った
医師の一人です。その手術に立ち会った医師や看護婦達は行方不明になったり
謎の死を遂げたりしているのですが、唯一生き残って病院に勤務しているのが
エンケンさんです。
この病院の院長は問題の手術後行方不明になっており、その娘であるユミ(山口
沙弥加さん=美少女)が病院を訪れたときに、たまたまエレベーターでバッタリ
エンケンさんと遭遇します。そのときにエンケンさんは院長の形見の日記をユミに渡します。
「僕には、もう…」という言葉を残して。
エンケンさんがユミに院長の日記を手渡す直前に、問題の手術を受けた少女(の腹部
から富江は生まれたのです)の母親が病院に院長を訪ねて来ていて、エンケンさんと
バッタリ出くわすのですが、そのときのエンケンさんの恐れおののいた表情がいいです。

映画の中で、登場人物がほとんど皆ささやくように静かに話すのですが、それが
逆に怖くて、ユミの父親が登場して恐ろしい言葉を叫ぶシーンが際立っていました。
ある種の怖さがあるのですが、「絶対無理!」と途中で見るのを止めざるをえない
ほどの怖さではなかったので、ホラー苦手な人もエンケンさん好きなら試してみてください。
私もすごく怖がりで、中学に入るまでは夜に家の2階に寝に上がるのに付き添って
もらっていました。未だに暗闇が怖くて、夜は薄明かりを点したまま布団に入り私でも
見られる映画でした。お試しあれ。



今、自分のメモ帳でタイトルだけ見て、あれ、こんなの見たっけ?と思いましたが、
これは先日所謂レンタル落ちの品を買って見たのでした。
清水宏次郎さん主演。懐かしいですね。
『ワル』というのは名作漫画が原作の映画らしいですが、合ってるでしょうか。

清水宏次郎さん演ずるヒムロは武道に秀でた人で、また血気盛んなために人を
傷つけて刑務所に入ることになったのですが、そこで服役者の総ボスに喧嘩を
売られたときに助け舟を出された縁でホタテマンと知り合います。
あ、ホタテマンというのは、安岡力也さんのことです。安岡力也さんを見かけると
どうしても「あ!ホタテマンだ!」と思ってしまいます。
ヒムロが出所後に自分の道場に戻ると、そこを訪れたのがエンケンさん演じるゲンジ
キョウスケというサラリーマン風の男。この人は更科十郎(安岡力也さん)の部下で、
手土産を持ちヒムロの道場を訪問したのですが、酒を振舞われると更科とヒムロの
刑務所での出会いの秘密をペラペラと語り出し、このときの様子が変です。。。
体のくねらせ方というか、、、変で面白いので見てみてください。
このエンケンさん演じるゲンジキョウスケという人は高校時代に名ピッチャーだったとか
で、その後のシーンでも大活躍してくれます。衣装や登場の仕方もすっごく奇妙で
面白いので、まだ見ていない方はお楽しみに。

あ、でもエンケンさんが面白いのはいいんですけど、この映画、、、お色気程度を超えた
なんだか生々しいシーンもあるので、お気をつけて。

ところで、この映画をちょっとネットで調べたときにつながりで見たのですが、
三池崇史監督って60年生まれなんですねぇ。もっと年上の方かと思ってました。
北海道の夕張とか帯広とか日高とかの方に鹿追町というところがあって、
私のように車の免許すら持っていない者にはなかなか行くのが難しいのですが、
その鹿追町の町おこし映画かなと思われるのが『女はバス停で服を着替えた』
です。町おこしに作ったのとは違うのかなぁ。
私は北海道に住んでから(今は住んでないんですけど)エンケンさんのファンになった
ので、まずは見たかった映画です。レンタルショップではなかなか見かけないので
買うしかないかなと思っていたら、自分が生まれ育ったところのレンタルショップに
ありました。

主演は戸田菜穂さんとエンケン(遠藤憲一)さんで、役の上で戸田菜穂さんはエンケン
さんの弟さんの妻なのです。エンケンさんとはダンスのパートナー。そして、不貞の仲。
2人が踊り呆けている時に戸田菜穂さんの夫が事故で亡くなり、それが原因で
なのかエンケンさんは故郷の鹿追町に戻りおそば屋さんを開こうと日夜そば打ちの
修行に励んでいるのでした。
黙々とそば打ちに取り組むエンケンさんを戸田菜穂さんが突然訪れるのですが、この
時のバスに乗って現れる戸田菜穂さんが鹿追町の美しい緑と陽の光に映えて、
大変美しいです。
エンケンさんと戸田菜穂さんがペアを組んでいたときに踊っていたのは、サルサ。
鹿追町でエンケンさんの幼馴染が結婚するというので、披露宴に2人がサルサを
披露する姿も見られます。ここに至るまでには、いろいろあるのですが。
とにかく、こういうシーンはなかなか見られないチャンスなので、見ましょー。

映画の中で、鹿追町に実在するレストランや美術館が出てきます。
特に、
神田日勝美術館はそこに行くために北海道を訪れる価値もあると思える
美術館です。
エンケンさんが演じたような人生を送っている人がいてもおかしくはなさそうで、この
町を訪れたら心の洗濯ができるかもしれませんね。

そうだ、おそばといえば、JR小淵沢駅のホームにあるおそば屋さんのそばは、
とってもおいしいです。
このDVDには『ゴジラ』の予告編が入っていて、モスラの飛ぶ姿が見られるのです。
それを見た瞬間、また妄想が始まってしまいました。
この間考えていた、「少女の小指から孵化して飛び立つ紋白蝶」の話のモスラ版です。
紋白蝶が孵化するときはふわっとやわらかく羽を広げて小指から飛び立つイメージなの
ですが、モスラは巨体なのでメリメリと指を突き破って生まれてくる感じで母体となる指
が痛そうです。で、その指の先には双子の歌手ザ・ピーナッツが立っていて、歌って
くれていそうです。

本編ですが、見始めたら設定が英語字幕付きになっていることに気付きました。
面倒なのでそのままにしていたら、エンケンさんが英語で台詞を言っているように聞こえて、
どうも妙な感じです。家の外で工事をしている音がうるさいので、日本語の台詞がよく
聞こえないというのも原因だったのでしょうね。比較的簡単な英語だったので、仕方なく
字幕を参考に見ました。
エンケンさんが登場するパートは、『HEAVEN SENT』。
高津隆一さんという監督の作品です。
これまでに397人もの悪人の命を奪った殺し屋(エンケンさん)が、つい今しがた数名の悪人
と殺し合いをして自分も撃たれて死んでしまったらしきところへ、神の使いだという少女
が現れます。彼女は悪魔で、好物のたくさんの悪人の命を奪ってきた殺し屋を死なせる
のは惜しいと、エンケンさんを生き返らせにやってきたのです。そして、2つの願いを叶えて
くれるというのですが、エンケンさんは1つ目の願いに先ほど殺した悪人達を甦らせるように
と依頼し、彼らが生き返ったところで自分の拳銃の弾を抜き、悪人達の一斉射撃を受けて
倒れます。このときの倒れ方に、ジーンときました。そして、最後の願いとしてエンケンさんは
少女の姿をした悪魔が天使になるようにと願うのです。願い通り、少女は光に包まれ、
天使になります。エンケンさんを蜂の巣にした悪人達が駆け寄って、誰と話していたんだと
言うとエンケンさんは「天使と話していた」と言って死ぬのです。

という話だと思うのですが、違ってるでしょうか。。。
ショート・フィルムだけにほんの数分の映画なのですが、思った以上に短かかったのに
じわっとくる作品でした。悪魔に生き返らせられたエンケンさんが、撃たれた腹部を叩いて
傷がなくなっているのを確かめたり、飛び跳ねてみたりするシーンや、ラストの台詞など、
短いのに見どころ満載です。お楽しみに~。
新宿の歌舞伎町あたりに夜の時間帯に行くことが滅多にないので、
歌舞伎町=暴力街のようなイメージだけが膨らんでます。
育った街にストリップ劇場とか諸々の風俗産業がたくさんあって、
ヤクザも普通にいた(今もいる)ので、別に歓楽街に憧れることも
なかったけれど、新宿がすごく好きという人もいますよねぇ。
人が好きなんだろうなぁ、そういう人は。
そういえば、昨日だったか「小才は縁に出会えど縁に気付かず、中才は
縁に気付けど縁を活かせず、大才は袖振り合うた縁をも活かす」とか
いう言葉を見かけました。
歌舞伎町では一歩踏み出すごとに誰かしらとぶつかりそうですが、
カリカリせずにぶつかったのも何かの縁と思えるとよさそうです。

『新宿暴力街~華火』でのエンケンさんは、わっるうーい刑事役です。
暴力団の麻薬取引に介入して賄賂をもらうような人で、冷たーい
不敵な笑みをもらしたりするのです。でも、賄賂を受け取る瞬間を
部下に見られて問い詰められると、自分達刑事に何が出来るんだと
返す切ない人でもあって、私はそのシーンが好きです。
「何を受け取ったんだ」と部下に詰問されて、「何も受け取ってねーよ」
としらばっくれた瞬間、「あ~あ、そう言っちゃったか...」と思わされますが、
やっぱりこういうシーンで上手く言い逃れをするのは難しいし、上手に
嘘をつくような人もどうかと思います。
しょうがなかったんだよなぁ...とぼんやり考えながら頭に浮かんだのは、
「腐敗刑事(フハイデカ、と呼んでください)」という言葉。
エンケンさんが演じた刑事のように、悪の世界に手を染める刑事です。
その名の通り、一つ悪に手を染める度に体のどこかが腐り始めるという
ホラー含みの話にするか、腐敗した警察機構の中で自身も正義と悪の
はざまでもがき苦しむ刑事(または警察官)のまじめな話にするか、
展開はお好きにどうぞ。
主演は、エンケンさんで空想してね♪
なぜかレンタルショップには『戦 2』しか置いてなくて、ま・いいかと思って借りたら、
もしかしてエンケンさんの役の素性を知るためにはパート1必見なのでしょうか。
ここでのエンケンさんは大西ラーメンというラーメン屋のご主人役で、主人公である
御堂一沙(高野八誠さん)という青年が以前アニメを制作したときに監督をやった
人ということらしいですね。
とりあえず、大西ラーメンのラーメンが想像を絶するまずさだとかで、御堂&速水寅男
(津田寛治さん)&店主(エンケンさん)とでおいしいラーメン作りに精を出すことになります。
この映画の舞台は東北という設定だそうで、なぜ寅男が御堂と一緒にいるのかという
ことは、他の東北の暴力団との絡みを含めて映画で確認してみてください。
説明が難しぃ。。。
エンケンさんは寅男に拉致されていたのですが、ビニールに包まれてさるぐつわをかまさ
れて車の後ろに積まれているところを御堂に発見されて、ラーメン作りへ…となるわけです。
このとき(というか、ずっとその姿ですけど)のエンケンさんのサロペット?姿は、やはり必見
です。お世辞にも似合っているとは…言い難いんですけど…そんな服を着てラーメン店を
営む、まずいラーメンしか作れないちょっと間抜けな店主の姿をたくさん見られます。
『自虐の詩』でも中華屋の店主役をなさっていますが、あれとはまた違う線の人柄で
面白いです。根暗な感じで。

ラーメンのまずさって意外と想像がつきにくいので、そのまずさを表現するのは難しそう
ですね。とりあえず、見た目がのびてそうだったら雰囲気あるけど。
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BrownBetty 
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