こと座の音楽帖
ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール
HN:
こと座
年齢:
56
HP:
こと座のCeol Anam
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。
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【2025/04/27 Sun 05:18】
*
どチンピラ 3
エンケンさんの公式サイトでこの
『どチンピラ』のパート2が出演作にリストアップされて
いたと感違いして、実はそのパート2も先日見たのでした。
なので、主人公の生業やなぜ浅野愛子さんと生活している設定なのかがわかっていて
よかったです。
今回見たパート3では、主人公がヤクザの知り合いから頼まれごとをすることから、
もめごとに巻き込まれる話が展開されます。
エンケンさんは、主人公の知り合いのヤクザ君(でも彼が所属していた組は解散した。)を
鉄砲玉に仕立てて敵対する組の親分格を殺害させるヤクザで、すっごく悪そうな感じ。
奥さんや弟分達と出向いたクラブでテーブルに置かれたおつまみを食べたときも、その
食べ方が悪っぽくて「うわっ!悪そう。」と思わずつぶやいてしまいました。
でも彼は実は小心者で、弾が入っていない銃を向けられて脅されただけで、その後
煙草を持つ手が抑えようとしても震えてしまうようなところがあるんですねぇ。
主人公は知り合いのヤクザ君が殺された復讐にヤクザのエンケンさんを懲らしめようと、
その奥さんを利用してエンケンさんの悪巧みを組の幹部達に暴き、結局エンケンさんは
どこかへ連行されてしまうのです。
割と古い映画ですけど、細かいところに凝っていてちょっと笑えたりするので、ビデオを
見つけた人は見てみてください。おもしろいです。
パート2を見たときには何となく淡々と展開していった物語でしたが、パート3では
エンケンさんが登場したところで緊張感が出てきて、さすが...などと思ってしまいました。
昔よく読んでいた本に『世界むかし話集(山室静・編訳)』というのがあって、その中に
こういう話があって度々思い出します。うろ覚えですが...。
あるところに王様がいて、娘達が自分をどれだけ愛しているかを試そうと思いました。
上の娘達はそれぞれ父王をいかに愛しているかを語りましたが、末の姫はこう答えました。
「肉料理に添える塩くらいに愛していますわ。」
これを聞いて王様はたいそう怒り、末娘を勘当してしまいました。
泣く泣く城を追い出された娘は、ある宿屋で働き口を見つけます。
(中略)…この間、所謂シンデレラが変装して舞踏会に参加するような話が展開されます。
変装して舞踏会で出会った王子が旅の途中にこの宿屋を訪れると知った姫は、宿屋の
主人に「王子に出す粥を、今日は自分に作らせてほしい。」と懇願します。姫は作った
粥の底に、舞踏会で王子にもらった指輪を沈めます。その粥を食べ終わって器の底に
指輪を見つけた王子は、自分が探している姫がその宿屋にいることを知り、めでたく2人は
再会し婚礼をすることに。
その婚礼に招待する客に、姫の父王がいました。姫は、料理人に婚礼に出す肉料理に
塩を添えないようにと言いつけます。そして婚礼の席で、その肉料理を一口食べた父王は
涙を流して招待客達に話し始めたのです。
「自分は昔、娘達がどれだけ自分に愛情を持っているかを聞こうとしたが、末の姫の答え
を理解できずに城から追い出してしまった。今、この塩気のない肉料理を前にして、やっと
どんなに娘が自分のことを愛していたかを知ったのです。姫は、もうどこかで野たれ死んで
しまっていることでしょう。自分は何ておろかなことをしてしまったのだ…。」
その言葉を聞いて、姫は自分がその娘だと告白し、今でも父王を愛していると告げました。
父王と姫は再会を喜び、姫と王子も末長く幸せに暮らしましたとさ。
というような話です。
エンケンさんは、主演のときとちょっと登場するときでは大分感じが違うけど、存在感の印象は
ちょこっと登場するだけのときでもピリっと残って、そんな時のエンケンさんは料理になくては
ならない塩胡椒みたいな役者さんなのかなと思えてきました。うまく表現できませんが。
決して私がエンケンさんのファンだからというだけではなくて、たぶん多くの人がそう思っている
ような気がするんですけど、どうでしょうか。
私には見るチャンスがないかもしれないけれど、エンケンさんがもっとお年を召して映画に出る
ときはどんなだろうと最近チラっと想像したりします。きっと、いい感じの老人として出演して
くださるのではないかと思います。エンケンさんも、ファンの方達も、みなさん長生きして
楽しんでくださいね。
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【2008/05/06 Tue 12:01】
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