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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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この映画『明日の記憶』のように、若年性アルツハイマー症に向き合っているご夫婦の
ドキュメンタリーをテレビで見たことがあります。
日常の常識的な行為すらどうするのかわからなくなってしまっている様子が衝撃的で、
でもそれをご本人がもう仕方ないというように笑ってやり過ごしていたり、奥様が明るく
受け止めて何かと世話を焼いているのを見て、自分は一生経験することのないだろう
夫婦(人間同士)の結びつきが印象に残りました。
映画にも、アルツハイマーの夫を支える妻(樋口可南子さん)が「家族だもの」と言う
シーンがありますが、例え心が触れ合いを求めていたとしても体が拒否してしまう症状
の私には、家族に血縁以上のものを感じられません。いつも申し訳ないと思うけれど。
それで、家族だから献身して寄り添い合うというドラマや映画のシーンには、嫌悪感
すら感じてしまうのです。多分その意味をごく自然に理解できないからだと思います。

さて、エンケンさんはいつ出てくるのかな~と楽しみに見ていたら、主人公(渡辺謙さん)
の上司としてご登場でした。広告会社の営業局長で、主人公がアルツハイマーだと
知り、自主退職をすすめる人です。その自主退職にしないかと言うときのエンケンさんが
すごくいい感じです。まぁでもあんなこと言わなくちゃならなくても、しょうがないよね。
ああいう感じで思い切ってあっさりと言えるところが、局長にまで出世した所以の一つ
ですかね。
主人公が広告制作会社に勤務していた設定だけあって?映画に出てくる会社は
トラコスのビル。。。ちょっとためいきが出ます(なぜかは、ご想像にお任せ)。

ところで、アスペルガーもアルツハイマーになりやすい人がいると何かで読んだことが
ありますが、本当でしょうか。
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映画監督の三池崇史さんが演出をした舞台の録画DVDです。
前に一度借りたらうちのPCで再生できなかったので、また借りて外で見てみました。

泉鏡花原作の夜叉ヶ池というと、歌舞伎の玉三郎さんが主演した映画のイメージが
すぐに浮かびます。
あの声が耳について、強烈な印象が残っているのですが、今回の舞台『夜叉ヶ池』
では、意外にも松雪泰子さんの熱演に好感を持ちました。
やっぱり、あの姫役はあのくらいの迫力でやってくれないと共感できません。

舞台でのお芝居を映像で見られるというのは便利なのですけど、臨場感は劇場でこそ
味わえるものかなとあらためて思った私です。もう何年も劇場にお芝居を見に行って
いないので、どのくらい感動していたかあまりハッキリと覚えていませんが。
『夜叉ヶ池』の映像を見ていたら客席で笑いが起こるところが結構あって、でも映像だけ
見ている分には「笑えるかな?」という気がしたのです。単に私がひねくれているだけ
かもしれないけど、、、あ、お客さんが素直な以上に寛容なのかな。
劇場で生で舞台の上のお芝居を見ている人に伝わる空気と映像で見る感覚は別物
なんだなーとぼんやり思いつつ見ていましたが、エンケンさんはバカもやりつつすごみを
きかせる場面も見せてくれます。何にせよ、エンケンさんの舞台姿を見たい人には感謝
のDVDですよね。

偶然タワーレコードのサイトで見たのですが、5/30にはやはり三池崇史さん演出の舞台
『座頭市』のDVDが発売されるみたいですね。メモメモ。
もちろん、エンケンさんの出てるやつです。
この間、東京-札幌間をローカル電車で往復した際、持参していた本を途中で読み終えて
しまい、MP3プレイヤーのバッテリーも切れてしまったのですることがなくなり、何か空想を
しようと物語を考えていたのです。
途中まで考えたのが、小指が孵化して紋白蝶になる一族の話。紋白蝶になる小指を持って
生まれるのは女性だけで、それも少女のみ。結婚するか同等の経験をしてしまうと、その
資格はなくなるのです。この一族は普段、森の奥でキャベツ畑を耕して生活しているのです
が、少女たちの小指で蝶が孵化する時期になると、鬱蒼とした森の木々の上空に紋白蝶が
舞う姿が見られます。そんな一族の伝説を知った私は、あるとき伝説の地に旅をして、、、
というあたりで秋田駅に到着し、珍しくお弁当(有名な鶏弁当)なぞ買ってムシャムシャ食べ
終わったら、冷汗ものの胃痛(と背中が痛くなった)に襲われて、空想の旅も終わりました。
お弁当の量が多かったのかも。
暇で辛いなぁと目を閉じていたら眠れず、薄目を開けたら外の風景は見えないのに目の中
に光がうっすらと差し込んで自分のまつげが見えて、目とまつげの間にある世界があるよう
な気がしてきました。そこに住む人達のことを想像していたら、紋白蝶の一族が見えてきた
のですが、他にも普段は思いつきもしないところに新しい世界があるかもしれませんね。

そんな話と『突入せよ!あさま山荘事件』は全然関係なくて、恐縮です。紋白蝶の話を
考えて以来、どうも小指がふわっと浮いたような感覚になることが多くなって気になるので、
つい書いてしまいました。
『突入せよ!あさま山荘事件』は、前にテレビで軽く見たことがあり大筋を知っていたので、
今回は字幕を入れて見てみました。すると、それが大正解。目にうるさいなーと思うときも
あるのですが、特にエンケンさん(達)があさま山荘に突入してもみあうシーンで一言一言を
確認できるので、余計に見応えが出てきました。そのシーンは薄暗い山荘の中での緊張
した瞬間なので、エンケンさんが演じる機動隊の小隊長ほか隊員達も興奮していて、見ている
側も一点に集中しづらいのです。気が向いたら、字幕を試してみてください。
エンケンさん演じる小隊長は、山荘への突入後に過激派に隊長と中隊長を射殺されてしまい、
現場指揮官役の役所広司さん達に喰ってかかったりするのですが、突入直後の頼もしい
姿も見られて思いの他楽しめました。エンケンさんが出てくるシーンは予想より長いので、
まだ見ていないファンの方は見ましょー!
前編のようだった『猟奇殺人の記憶』と打って変わって、話が核心に迫ってきました。
『猟奇殺人の記憶』とのきに出てきた話、心臓には記憶を残す細胞がある...らしい
というのが、今回の話に深くかかわってきています。ね。
亡くなった男性の心臓を移植した人に、臓器提供者の記憶が甦り、生前に恋人だった
女性の目の前にあらわれる切ない話です。
その一件も、超能力を持つシュウ(渋谷飛鳥さん)を追う暗黒の組織のような人々と
関係したんだっけ...というあたりが、うとうとしてしまってどうも覚えていません。
そして、なぜ連続猟奇殺人の犯人が「R」の文字を死体に刻むのか、エンケンさんは何者
なのか、どうしていつも咳をしているのか、廃墟のような建物のどこにいつもいるのか、
どうしてかかってくるたびに遠くから歩いてこなければならない場所に電話を置いて
おくのかなー、などの疑問は解決していないのです。
宮部(松方弘樹さん)と元部下の女刑事(馬淵えりかさん)の会話にあったように、まだ
まだ始まったばかりなのですかね?それとも、ラストシーンでRの犯人を匂わせておき
ながら、それで終わりとか?

ところで、今回はエンケンさんが謎の役だったので、そしてどうも悪いこと考えてそうな人
なのにもの静かな陰のある(いつもいる場所が暗いというせいもある)印象の人に見えて、
どこから出てくるのかわからないという謎もふまえたところで、この人はひょっとして
壁の中から生まれ出てきたのかも…という妄想にとりつかれました。
はじめ、壁を作る灰色のコンクリ(コンクリで作る壁はありますよね...?自信ない)から
生まれた細胞で、あるとき壁に塗り込められてから日本中のコンクリの中をさまよい歩く
身となり、壁の中でひっそりと潜伏しつつ人間の悪意をその身に吸収してきたのです。
だから、電話がかかってきたときには、あの建物の奥の方にある壁からすぅぅっと抜け
出てきて、壁の中で硬くなった体をほぐしながらゆぅっくりと階段を下りてきて電話を
取るわけなのですよ。
壁の抜け方は、妖怪人間ベム・ベラ・ベロよりスマートそうです。
などと話を勝手に広げつつ、エンケンさんの登場シーンの裏側をふくらませて楽しんだり
してみましょう。
『射る眼』にはこの「猟奇殺人の記憶」編と「蘇る殺意」編があって、
今回見た「猟奇差t陣の記憶」編は導入部という感じのようです。
松方弘樹さんが元刑事のしがない探偵・宮部という人を演じていて、
私には新鮮でした。家賃も滞納して酒ばかりあおっている宮部のもとへ
「探偵募集」の貼り紙を見たと突然訪問してくる少女が、渋谷飛鳥さん
演じるシュウ。行き場がないといって宮部の家に居つくシュウと宮部は
行方不明の女子高生の捜索依頼を受けるが、それが謎の猟奇殺人
事件と絡んでいるようで、、、
という流れを88分のほとんどで見ることになるのですが、シュウと宮部
が捜索を依頼された女子高生はシュウの不思議な能力によりあっさりと
居場所が見つかって、女子高生を監禁殺害する事件を起こしていた
犯人もあっけなく無様に捕まります。その犯人を演じていたのが、青山
真治監督の『ユリイカ』にも出演していた斉藤陽一郎さんでした。
この人が出ていた『シェイディー・グローヴ~恋は突然に』を見たことが
あって、とても感じ入ってしまったのを思い出しました。機会があったら、
見てみてください。

さて、エンケンさんはというと、少女シュウの不思議な能力と深く関わる
人物らしきシーンに出てきます。『蘇る殺意』編では、謎が明かされるの
でしょうか!
ところで、エンケンさんはたくさんの映画にちょこちょこと出演しているので、
出演作だという映画を見るたびに「いまか、いまか」と待ち構えることに
なります。今回の映画を見たときも、後姿の警備員が出てくるシーンで
「この人か?」とドキドキしたら違ったということがあって、多分はじめて
こういうことを思いました。
それは…「映画の登場人物が全てエンケンさんだったら…」というもの。
こんなの作ってくれる人がいたら、DVDを即2枚買います!
想像しただけで、笑っちゃうんだけど。
これからも、いろいろな映画に出続けていただきたいものです。
毎日が、ホコリとの格闘です。
どこからこんなにもわくのか、ホコリよ。
掃除しても掃除しても掃除しても掃除しても、切りなく積ってきますね。
何か対策はあるのでしょうか。

さて、『DEAD OR ALIVE』ですが、
ゲーム機器会社に勤めていたときに、その機器用に発売されるゲームのプログラムを
全部チェックしていたので、『DEAD OR ALIVE』っていったらゲームじゃないの?と
思ってましたが、映画は全然別ものだったんですねぇ。
そしてまた、三池崇史監督作品。
スプラッターは嫌なはずなのに、拳銃もナイフも嫌いなはずなのに、次第に何らかの
効果で癖になってきました。ほんのちょっとですけど。
武器や血が吹き出すのを見ると、体内に温存されていたエネルギーが極限まで奪われ
ていくような感じがして、とっても疲れてしまうのです。
あまり他人の映画の感想を読んだりしないけど、三池崇史監督にはマニアックなファンが
多いらしいということは薄々知っていました。だから、万が一私の阿呆なブログ記事を
ファンの人が読んで「ばっかだなー」と思っても、できればそっとしておいてくださいね。
いつも馬鹿なこと書いて、ごめんなさい。

私はエンケンさん目的に見たので、エンケンさんのとこメインに書きますね~。
エンケンさんはミズキ(哀川翔さん)とシュウ(竹内力さん)という2人の殺し屋の幼なじみで、
里帰りして再会した2人が最初に訪ねた男でした。3人とも孤児院で育ち、成長して別れ
て暮らしていたわけですが、再会を喜び、子供の頃によく遊んだ学校の校庭で童心に
かえって鉄棒したりドッジボールやったりサッカーしたり。エンケンさんの逆上がりには驚き
ました。大人になってから、よく出来るなぁ。
散々遊んで泥だらけになった3人はエンケンさん(お仕事は、漁師)の家に帰り、そこで身重
の奥さん(青田典子さん)に挨拶します。彼女もまた、3人と同じ孤児院で育った少女だった
のです。
彼らの故郷の島に小さな劇団がやってきて、なりゆきでシュウとミズキは出演することに
なりますが、その姿を妻と見ていて最後に自分も舞台にあがって踊りまくって泣いていた
エンケンさんを見ていたら、エンケンさんてもしかしてそもそも裸の人なのかなーと思えてきました。
実際、どうかわかりませんが。何となく、そのシーンが印象に残りました。

あれ?この映画って、パート1とパート2と話がつながってるわけじゃないんですね。
これは乱闘シーンは別としても、全体的にまったりした空気を感じるのですが、パート1は
違うのでしょうか。でも、パート1には、エンケンさんが出てないんですよね~。


岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説シリーズ...中華街のロミオとジュリエット
を見てみました。
岸和田少年愚連隊という名のつく映画はひとつも見たことなかったけど、
なぜかカオルちゃんという名には聞き覚えが。マニアに人気というのをどこかで
見聞きしたのかなぁ。

竹内力さんて、私がはじめて見たのは『野ゆき山ゆき海辺ゆき』あたりで、品の良い
将校のような役だったせいか、現在の活躍ぶりにものすごくギャップを感じます。
何だかニュースを見たこともあったような気がして、ご本人を知らないのに悪いけど
乱暴な人という固定観念を持ってしまっていたけれど、この映画を見てガラっと印象
が変わりました。
岸和田少年愚連隊で竹内力さんが演じるのは、村山カオルという高校生で番長。
ろくに高校にも通わずに、日本全国高校総番長になるためにあちこちの高校で番長を
倒してまわっているが、人情に厚い人柄でけんかついでに人の世話もしてまわる
憎めない役なのです。
と、私のようにこのシリーズに全く知識がない人のために簡単に紹介してみましたが、
面白い映画なので試しに見てみてください。竹内力さんのカオルキャラが笑えます。

エンケンさんは、今回のパートの舞台となる神戸で勢力を持つ神戸組三代目組長役。
その名も、山岡憲一。。。
ほんとに、この組長が絡む次回作なんてあるんでしょうか。

笑えると書いて思い出しましたが、1週間ほど前のこと、入浴する前に脱衣所の鏡の
(全身がうつるほどは大きくない)前で、ふと思いついて全身でアルファベットの文字を
表現するというのに数十分熱中しました。なかなか難しいなぁと思ったのですが、裸で
そんなことを一人でやっていると段々笑えてきます。Sの向きとかどっちだっけ?とか
思いながら腕をひねったりしていたら、楽しかったです。着衣の状態でやってもあまり
面白くないと思うので裸のときに遊んでみることをおすすめしますが、人に見てもらう
わけにもいかず、もどかしいような気分になります。
それで、これは笑いごとではないのですが、最近硫化水素ガスを発生させて自殺を
図る人が増えているので、お風呂場でそんなことするくらいなら、鏡の前で体で文字を
作ってみたりして笑っちゃって自殺するのなんてやめてくれたらいいのになと思ったのです。
私の家系にもいますが、わざわざ自殺するほど人生は長くないし、お金に困ったり悩み
抜いて辛いことがあっても、もしも明日心臓発作で死ぬかもしれないと考えたら何も大変
な覚悟をして自殺することもないし、翌日も翌々日もきっと生きているだろうという人なら、
やれることもやりたいこともまだまだあるんじゃないかなぁ、、、なんて思いますけど。
例えがうまくないか...。
結構難しいけど、文字を作れたときはちょっと嬉しくなります。何かに残したい…とかいう
衝動に駆られたりもするし。はじめは、Xなんかがおすすめです。
あるところには置いてあるもので、三池崇史監督の『ビジターQ』を見てしまいました。
どんな映画かも知らずに。
それで今、この映画のことを書いているサイトでもあるかなと思って調べたら、何でこの
人こんな裏話まで知ってるんだろ…というものすごく映画好きな方が書いたものすごく
詳しいあらすじ解説をしているサイトを読んでしまって、映画の内容についてはいろいろ
書く気が失せました。
とにかくすごい映画なので、何らかの興味を持った方は実際に見てみるのが一番です。
すごいなぁー...と絶句してしまいましたが、段々笑えてきたりもします。真面目な話だとも
思うんですけど。そうそう、これを見た後に、ちょっとだけ生きていくのが怖くなってしまい
ました。

エンケンさんもすごいけど、内田春菊さんもすごいです。不二子さんというのは、『花と蛇 2』
でもエンケンさんと怪しい関係を演じていた美少女の女優さんですね。この人もすごいです。
何で、こんなのに出会ってしまったんだろ。熱演している方々、みなさん生きてるって感じ
で拍手です。私、もしかしてもうすぐ死んじゃうのかな...と思えてきました。だから、こんな
風にすごい役者さんや作る人達の生き方を最後に見られたのかな。。。なんて。
な~んて、頑張れるだけは私も何とか生きていくつもりです。発作で倒れませんように
ともあれ、人生の中で対面することもないのに指針を与えてくれたり心を動かしてくれたり
するような人達には、感謝したくなります。本当は私も人に音楽の喜びを伝えたいのに、
全然ダメダメなので、、、自分はダメだなぁと思えて、馬鹿みたいです。もっといっぱい時間
があったらよかったのに、私は考えるのも行動もゆっくりなので、時間が足りませんでした。
エンケンさんも、他の役者さん達も、他の仕事をしている人達も、とりあえずこの映画に出て
いた人達がみんなこれからも活躍してくれますように。

そうだ、この映画の中で息子に殴られる母親が「顔だけはやめて!」と何度も言うのです
が、これを聞いた瞬間、私がある日の家庭内暴力にこれはやばいと思ってついに110番
したときに弟が警官に堂々と言った一言「女だから顔はやってません!」を思い出しました。
いろいろな人がいますね。世界はこれからも続いていくのでしょう。

タクシー運転手だった石崎(エンケンさん)は、客として乗せた暴力団の組員に
絡まれて逆に暴行したことがきっかで、別の暴力団の組長・工藤(平泉成さん)
に拾われ?ヤクザの世界に足を踏み入れるのです。
工藤が対立する暴力団の組長を殺した罪を被って、弟分と逃げた先は石川県。
その海岸沿いの町で、涼という女性(鈴木紗理奈さん)と出会います。
ちょっとした一件から涼と彼女の女友達、石崎と弟分4人は酒席を共にし、
いい雰囲気になった弟分と女友達は海岸に消えて…翌朝、対立する暴力団
の組員・斉藤(哀川翔さん)達に逃亡先を探しあてられた石崎は機転を利か
せた涼の助けでその場をうまく離れるも、それを知らない弟分と女友達は
石崎達のもとに向かう道端で斉藤達に殺されてしまいます。
その後、涼の車で逃げる途中に検問に出くわし、2人が車を降りたところで
斉藤達が追いつき、誤って涼に拳銃の弾が当たってしまったところで場面が
転換するのですが、どうやらその間エンケンさんというか石崎は刑務所に入って
いたらしく、出所を迎えた涼は甲斐甲斐しく石崎の世話をするわけです。
そこに至る2人の結びつきがいまひとつよくわからないのですが、もしかすると
獄中文通とかしていたのかもしれませんね。わかりませんが。
出所したばかりの石崎には仕事がなかなか見つからず、ある日涼の一言に
堪らなくなって荒れてしまうのですが、そこで彼が結婚していたことがわかり、
そしてまた幼い息子を事故で失ったことがわかります(これがわかるのは、もっと
後だったかな)。
そういう事情を涼は工藤から聞いていたのか、「(石崎の)気持ちがわかる」と
石崎に告げて2人の心は融け合うようなのですが、私は最近何か問題を抱えて
いる人に「気持ちがわかる」と堂々と言えないので、このシーンには少々とまどい
ました。
あと、子供の事故のシーンって、何ともやり切れない気分になりますねぇ。

ひと悶着あって、既に組を解散している工藤が石崎のために実はお宅の組長を
殺したのは自分なんだと告げに行ってしまったことで、工藤は撃たれてしまい、
搬送先の病院に石崎は駆け付けるのですが…。
淡々と悲劇が起こり、そこに時折小さな幸せが登場するという、もの静かに進行
する話なので、痛切にくぐり抜けてきた過去が思い浮かんでしまっているような
エンケンさん(石崎)の表情が余計ぐさっときて辛いです。そういうエンケンさんの姿が
すごくいいのに、見ていてすごく辛かったシーンです。

毎度のことながら、説明がわかりづらくてすみません。。。
前知識がなくて見た映画だったので、意外としんみりしてしまって印象に残りました。
見てみてくださいね~。
この映画って北海道の夕張で開催されているゆうばり国際ファンタスティック映画祭
で2003年に上映されたそうなのですが、ゆうばり映画祭って映画を作る人や俳優
さんが何十人もゲストに呼ばれるようなイベントだったのですね。ただ映画が上映
されるだけかと思ってた。。。夕張...廃れてしまった炭鉱町のイメージが強くて、あま
りにも交通の便が悪く宿も少ないので行くのを止めたことがありましたが、映画祭の
ときそんなにたくさんの人が集まってお宿は大丈夫なのでしょうか。
しつこいようですが、私は任侠ものは好みじゃないんです。すみません...。
でも任侠ものを続けて見ていたら、癖になる映画を見つけました。
それは、『列火』という映画。
三池崇史監督の映画なのでスプラッター・シーンが多く、、、その辺は二度目
以降に見るときは早送りしてしまいましたけど、この映画でのエンケンさんがまた
一段と活き活きしていていい!のです。もちろん他の役者さんも個性が光って
ますので、みなさん見ましょう。

例のごとく私の説明じゃストーリーはよくわからないと思うのですが…組長を
暗殺された竹内力さん演じる若頭・国定が仇を討とうと立ち上がるというのが
大筋で、そこにいろいろな組織の陰謀が絡んで殺し屋が出てきたりします。
エンケンさんが画面に出ていないところで私が癖になったシーンは、殺し屋役の
美木良介さんがごっつい銃を構えて立ちはだかったところに羽毛が降ってきて
ジャーン♪と音楽が決まるシーンです。
エンケンさん絡みでは、数人の組員達とごはんをもりもり食べてるシーンとかぶと
虫のシーン、ラスト辺りで竹内力さんと血だらけで缶コーヒー飲んでるシーンが
特に印象的でした。虫嫌いな私でも、竹内力さんがかぶと虫をいたぶるところ
では「やめてぇ」と叫びそうになりましたが、2人の交流が和やかでいい感じ
でした。終わり方も良かったなぁ。

ところで、これ何で実録・安藤昇侠道伝っていうんだろうと思って調べたところ、
安藤昇さんという人の存在を知りました。DVDレンタルショップの任侠ものの
コーナーに並ぶ「実録」オンパレード…ドキュメンタリー!?それともホントの
話を映画にしたってこと?と謎でしたが、『列火』に関しては実際に暴力団の
組長だった安藤昇さんが監修していて、うぅ~んつまり経験に近い内容に
なってるってことなのですかね?
興味を持ったので、図書館でこの人の本を借りてみます。え、、、家相の本まで
あるけど、これは一体。。。?

そうそう、渡世って?というのもこの際ハッキリさせておこうと思って調べていたら、
渡世とは…農村から発生した博徒(博打で生計を立てる人)らしい。。。へぇ。
まぁ、みなさんは知ってますよねー。えへ。
渡世から発展して、ちょんまげ占いというのを見つけました。これも知ってました?
因みに私は、鬼平犯科帳で知られる火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)
でした。その性格は…「こうと決めたら即実行する行動力がある」「他人の評価を
あまり気にしない」「弱音を吐くのは大嫌いで、苦しい時ほど燃える」「細かい手続き
は苦手で、最初から核心に迫りたがる」だそうです。うーん、当たってるところも。
相性が良いのは、岡っ引きだって。岡っ引きの性格を見ると、どうも私とは真逆な
感じなんですが、ホントに相性いいんでしょうか。

babe0ebajpeg←遠くて見えにくいですけど、犬のおしり。
 最近すごく気になります。
 安藤昇さんの著書「わが下半身の昭和史」
 のタイトルを見て思い出しました。







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BrownBetty 
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