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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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三池崇史監督の作品で、原作があると今知りました。
原作は、林洋司さんの『天国から来た男たち』。
実話を基にしているらしいです。
これは是非読まないと、、、映画のビデオはどうしても眠くて集中できなかったので

身に覚えのない麻薬不法所持でフィリピンの刑務所に収容されてしまった
エリート駐在員の早坂(吉川晃司さん)が刑務所内で日本人収容者達と出会い、
彼らの事情に巻き込まれてゆくというような話で、エンケンさんは海野という
フィリピン女性との不倫の末に傷害事件を起こして投獄された囚人とのことです。
映画を見ていてその辺りの詳しい事情がよくわからなかったのですが、
日本食レストランを経営していたとか何とかいうことを喋っているのは聞きました。
監獄の中で一人本を読んでいたりして、他のいかれた日本人収容者とは
ちょっと別格の知的な面もあるような感じに見えますが、もっと頭の利く収容者は
また別の豪華な部屋にいて、それが吉田(山崎努さん)という男。
吉田のもとに海野が早坂を案内して、吉田の裏ビジネスの手伝いを早坂は持ちかけられる
のですが、一度は断ったものの吉田に命を助けられたことから結局早坂は
吉田の手伝いをする羽目に陥り…
とかなりシリアスな内容の映画に感じたのですが、この映画をコメディと紹介して
いる映画サイトもありました。エンケンさんが面白い登場の仕方をするシーンも
あったりして、コメディ的な部分もあると思うけど、後味は切なかった映画です。
また、疲れていないときにじっくり見てみることにします。

フィリピンで見に覚えのない麻薬不法所持で刑務所送りになる映画というと、
クレア・デーンズ主演の『ブロークダウン・パレス』を思い出します。
クレア・デーンズ自身のフィリピンやアジアに対する発言問題のせいなのか
すっかり身を潜めてしまった映画ですが、単純に感動した覚えが。
ともあれ、自国以外の刑務所に収容されるというのは大変そうです。

ところで、このビデオですが、エンケンさんが奇天烈なお父さんを演じる『ビジターQ』と
いつも怖い漫画を描いてくれるささやななえさん原作の『生霊(いきすだま)』
という映画の予告編が流れます。
『生霊(いきすだま)』はすごく怖くて、映画の本編を何度か見る度にあせって
早送りする必要がありました。ホラー映画の予告編をホラーじゃない映画のビデオなどに
混ぜ込むのはやめてほしい。。。
意外にも『ビジターQ』は大概のレンタルビデオショップに置いてあるので、
みなさん一度は見てみましょー。
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放送開始が深夜1時20分と、非夜型の私にはとても待っていられなかった
テレビ東京のドラマ『週刊真木よう子』を遂に見ました。
いつエンケンさんが出演するのかなと思っていたら、エンケンさんの公式サイトに
5/21放送と記載されていたので助かりました。
というのも、これまでにも何度も見ようと思っていながら起きていられなくて
一度もこの番組を見ることができなかったから。
せっかくのエンケンさん出演日を見逃しては、悔やんでも悔やみきれません。
といいながら、実は23時頃まで忘れていたのですが。

しかし、このドラマ…真木よう子さんのファンか他出演者のファン以外、
気に入って見てる人がいるのでしょうか。久々に、ぶっとびの内容です。
出演者全員の熱演に拍手したいほどなんですけど、話の脈絡ほとんどなし。
私の見方が表面的すぎるだけなのか。。。
とらえ方が表面的なのは、アスペルガーの特徴のひとつです。
基、今回の『恋泥棒ヨーコ』では、喫茶店のウェイトレス ヨーコ(真木よう子さん)が
次々に訪れる奇人変人の来店客のハートをゲットするという趣向なのですが、
その合間にエンケンさんの声によるナレーションが入ります。
ヨーコが恋泥棒をしている間、戦時下の動物園で象を処分することになり…
という話がエンケンさんの声で流れます。why??と目が点に。
どう見ても、ヨーコが存在する時代は現代なんだけど。
象の処分話はある軍人が銃で象を撃とうとするところまで進み、そこで突然
ヨーコが働く喫茶店にエンケンさん演じる軍人が銃を構えて登場し、、、
何だかわけがわからないままに終わってしまうのです。
が、エンケンさんのナレーション部分はとてつもなく味があるし、軍人に扮して
方言まるだしで叫ぶエンケンさんのなまり具合もいけてますので、もしもこの番組が
DVDになったら見てみてください。
漫画が原作の映画『SS(エスエス)』。
見たい見たいと思っていて、3月には2時間かけて水戸の映画館まで出向きました。
ところが、その映画館での『SS』上映は翌日からだった、、、という落ちも体験し、
やっとDVDで見ることができました。
数週間前に見たのですが、予想以上に良い映画だったので私のつまらん文章で
汚してはいけないような気がしてなかなか感想を書けませんでしたが。

エンケンさんの役どころは、カリスマ?自動車評論家 栗原。で、かつては哀川翔さん
演ずるダイブツ(すごい名前。。。あだ名か)と共に世界ラリー選手権WRCを目指して
走ってきた男なのです。
映画の途中までは嫌味な男にしか映りませんでしたが、後半「もう評論家やめた!」
とレースに戻るところから栗原が格好いい男に見えてきました。ハ...ネタバレか。
仕事や生活に追われる中年男が再び大きな夢を見て走り出すというベタなテーマに
ついていけるだろうかと心配していたのに、見終わった後のこの爽やかさは何だろう
と思わせるこの映画、オススメです。
エンケンさんは、SSについて語る冒頭のナレーションもしていて、これがまたすごく
いい響きです。SSの意味が私にもわかりました。。。そのときは。もう忘れてしまいましたが。

あ、あと、福永ちなさんがエンケンさん演ずる栗原とよくデートするガールフレンドとして
登場していますが、エンケンさんの主演映画『巨乳をビジネスにした男』に出演していた
ときよりもっときれいになっていて、可愛かったです。

4WDの意味が未だにわからない私。実は20才の頃に教習所に通い始めたものの
自分がイメージしていたハンドルの回し方と実際が違っていたので、ついていけなくなり
免許を取れなかったという過去を持つ車音痴です。
因みに、日本国内で左車線を堂々と走るという母親も持っています。
車に興味はない私にも楽しめる映画だったので、男性は彼女にもおすすめしてみて
ください。

余談ですが、ある出版社で働いていたときに小学館のお給料の話を聞いたことがあって、
小学館と見るとその話を思い出します。
原作漫画は、小学館の発行。映画になるくらいなので、人気の漫画だったのでしょうね。
DVDはレンタルショップではまだ新作料金ですが、早いうちに見ておきましょー。
高島礼子さんが女胴師を演じる映画です。
女胴師 おりん(高島礼子さん)が港町のヤクザ達の揉め事にまきこまれ、、、
という話で、エンケンさんはおりんが一肌脱ぐことになる山傳組の長男二代目役です。
山傳組で胴師をしていた女性といい仲ながらも、おりんが現れるやおりんに肩入れを
しすぎて嫉妬され、罠にはめられ殺されてしまうのです。
エンケンさんが微妙な表情を表すシーンがそこかしこにあり、見ていて楽しいです。
そして、壮絶な死を遂げた後のエンケンさんにも注目です。。。
お人形のように縛られて、、、ちょっと笑えました。

高島礼子さんがあまりにも美しすぎてそちらに気をとられがちですが、
エンケンさんもお若いのでここは一つ見ておきましょう。
しかし、役者さんは大変そうだなぁ。
念願の『ふみ子の海』を見てきました。
どこでか...というと、群馬県の館林文化会館というところで。
この映画、もう何か月も前に封切られたのだと思うのだけど、
なかなか見るチャンスをつかめませんでした。
札幌にいたときに、4月にはシアター・キノで上映するっていうから
楽しみにしていたのに...その後、北海道では今秋一斉公開することに
なったからシアター・キノでもそれに合わせて上映を延期するとのこと。
ガックリきたので、ホール上映を見に行くことに決意したのでした。

エンケンさんは、上田少尉という軍人役で登場。
周りの席は中高年の女性が9割を占めていて、感動の涙をこらえて鼻をすする人多数。
エンケンさんが芸者を待つ間にふみ子に按摩を頼み、いたずらに酒の酌までさせようと
したときには、「まぁ…」というどよめきが発生。
その後、嫌がるふみ子を追いかけるエンケンさんに罰があたるというシーンでは、
どっと笑いが起こりました。
よかったぁみんな喜んでくれて…って、私がほっとすることもないか。
『ふみ子の海』を見て、エンケンさんが気になった方、7月にはエンケンさんが出演する
『クライマーズ・ハイ』も上映されるので、見に行きましょう。
『ふみ子の海』も、まだまだ全国のホールで自主上映が行われるようです。
映画の公式サイトにて上映情報を確認できるので、検索してみてください。
私は今回はじめて大画面でエンケンさんを拝見しましたが、DVDで見るのとは
音響効果が違うので、エンケンさんの声が体に染み込むようでした。
やはり、すごいお声の持ち主ですね~。

ところで、私の住まいから館林文化会館までは2時間ほどかかるのですが、
行きに館林駅から文化会館までの道に迷って、まるまる1時間館林市をぐると
歩いてしまいました。
途中で、焼きそばを売っている小さなお店にも遭遇。
「ポテト60円」の文字に、どんなポテトが出てくるのか興味津津でした。
冬場はたい焼き、夏場はかき氷を売っているというヤギヤというお店にも
寄ってみたかったのですが、映画を見たあとにはスッカリ忘れて駅に向かっていました。
私のようにこの映画を見るために交通費と鑑賞代合わせて3500円も費やす
という人はあまりいないかと思いますが、面白い映画なのでお近くの上映会場を
見つけたら見に行ってみてください。

今日乗った東武線の延長線となる日比谷線を、数日前に利用したときのこと。
電車のドアが閉まる瞬間に、これぞ駆け込みという乗車の仕方をしました。
そのとき肩を強打したのですが、すごく痛かったのでみなさんも駆け込み乗車には
気をつけてくださいね~。
因みに、その2日後には生まれて初めて女性専用車両というのについうっかり乗って、
後悔しました。同性同士だと、かえって遠慮がないような気が。。。

eb3b242fjpeg館林の三の丸芸術ホール近くにある、美しい像。
近くに、喫茶城跡 もあります。










もうすぐ満月ですね。
2048年、人類は月に基地を建設しており…
というのは、『COSMIC RESCUE~The moonlight generations』の設定です。
あと40年後には...そんなことが実現しているんでしょうか。

20代前半の頃だったか、友達が「カミセン、カミセン」と騒いでいて、何のことだろうと
思っていた疑問が今やっと解明されました。
カミセンとは…カミング・センチュリー(V6メンバーの岡田氏・三宅氏・森田氏)のこと
だったんですねー。ほぉ。
世間の流行などに疎い私なので、何でも略されると何のことやらサッパリです。
「コマダム」という言葉が普及した後も、コマという場所に新しくできたダムのことかなと
思った。。。コマ=多摩みたいな場所のイメージをしていました。
「ヤンママ」は、濃いメイクをしてバイクを乗り回す既婚の女性暴走族だとばかり。。。

基、そのカミセン君達が主演の映画ですが、エンケンさんをはじめとする面白い役者さん
達も出演していて、私はなかなか見応えあるなと思ったのですが如何でしょうか。
エンケンさんは、政府の公報にて「火星への夢を!」と飛びきりのスマイルで訴える
冴島という長官役です。「人類を宇宙へ導く」という使命感から、ワルなこともしています。
「火星への夢を!」スマイルにやられて支持してしまう人も多いでしょう注意報。
そんな罪人の長官をサポートしながらも、内心疑問を感じてカミセンに助け舟を出す
管理官役には、さすがはホリプロの戸田菜穂さんがお美しい姿で登場です。

ぅわ!足がつりました。。。内腿が。。。キャー、、、何でこんな場所がー
元に戻らないので、終わります。
予想外に楽しめる映画なので、みなさんも見てくださいね~。
約10年前、このゲームの対象機種のゲーム機会社で、発売されるゲームの
解説書を全部見る仕事をしていたんだけど、その頃もゲームをあまりしなかったし、
今は全然していません。たまにやってみたいなと思うときはあっても、楽器を
弾いていると一日24時間全てを音楽に捧げられたとしても時間が全然足りない
ことを考えると、やっぱりいいかゲームは...ということに。
大体、私のゲームの実力は低い。RPGでは出発地から遠く離れた土地で
かなりのレベルに達するまで棍棒一本と布の服で戦い抜いたりするし、
車やバイクのレースではスタート地点で自分の乗り物が出てこないので不思議に
思っているうちにゲームオーバーとなり、ふと下を見るとスタート地点のすぐ側の
草むらに車が横転していたりするレベルです。憧れのスーパーマリオに至っては、
未だかつて一番初めの穴を飛び越えられたためしなし。
そんなゲームに疎い私が、この映画『龍の如く』をゲームが原作とは知る由もなく。
他のDVDを見ているときにこの映画の予告編が出てきて、三池崇史監督が
原作がゲームということでPS2でゲームをやってみたという話をしていたので
もともとゲームだったんだーと知ったのです。

任侠ものの映画も自分が普段生活しているシーンとはかけ離れた世界なので
自分にとっては非現実的な印象が少しありますが、『龍が如く』の世界は
それを上回る近未来的な非現実空間の印象が残ります。
その中で現代の現実とマッチしている感じなのは、エンケンさん達が巻き起こす
銀行強盗のシーン。エンケンさんは、地声を使っての犯罪はすぐばれますね、きっと。
マスクをかぶっていても、バレバレです。この銀行強盗達と哀川翔さん演じる
刑事達の様子が笑えるので、お楽しみに。
エンターテイメント(SEC風に表現すると、エンターテインメント)ですね~、この映画。

この後、シネマチャンネルで何気なく『シャーロットの贈りもの』を見て、感動。
思い出しても、涙が

窓ふきで生計を立て、夢を志す若者達の姿を描いた映画。。。
だとは全然知らなかったので、自分の年代のせいかあまりついていけませんでした。
すみません、、、まじめに見てたつもりが、いつの間にやら眠りこけてしまって、
目覚めた瞬間はエンケンさんの登場シーンでした。

まずタツオ(塩谷瞬さん)というバンドをやりながら窓ふきの仕事をしている青年がいて、
彼が公園で練習をしているときに出会う聴力の不自由な加奈子(貫地谷しほりさん)、
この2人のギターを通じた交流が二大軸の一つです。
そして、どうもこの人は他の若者より年いってそうだなと思ったら案の定40代だという
萩原(嶋尾康史さん)は文筆家を目指していて、一馬(川村陽介さん)はホステスに
恋をし…と窓ふき仕事の仲間達は危険と見合うほど高いとはいえない給料をもらい
ながらそれぞれの夢を目指して日々汗を流して働いているのでした。
彼らの上司は、底意地の悪~い清掃会社の専務である奥田(平田満さん)。
平田満さんを憎みそうになるほど、ヒドイ人です。
その専務の指示ミスで一馬がある日転落事故に遭い、それをきっかけに萩原は
妻(鈴木砂羽さん)と力を合わせて清掃会社を起こそうとするのですが、その起業に
ウマイ話を持ちかけるのが高井(エンケンさん=遠藤憲一さん)という実業家です。
高井(エンケンさん)は、実はイジワル専務・奥田の依頼で萩原に仕事を持ちかけた
のです。
ある程度の役職に付いていて奥田ほど見え見えのイジメをする人はどこの会社にでも
いるとは限りませんが、高井(エンケンさん)のように一見スマートに人を貶める人は
どこの会社を探しても簡単に見つかります。切ないですね。

この映画には夢をあきらめずに逆境に立ち向かおうとする若者達が出てきますが、
もっと年上の人達がリフレッシュできる夢追い映画は、ズバリ『SS』です。
特に俗世間で成功者と認められていた評論家がカーレースの世界に舞い戻るという
役を演じたエンケンさんが素敵で、中年以降の世代の人が見ても静かに気持ちが
盛りあがってくるお話です。まだエンケンさんのファンじゃないみなさんも見ましょう!

昨夜の地震は、すごかったですね。あ、、、関東でです。
夜中にDVDを見ていて、「あ!これはすごいわ...」と少々不安になりました。
茨城で震度5だったそうなので、私が住んでいる地域では震度4くらいだったかもしれません。

そんな地震の昨晩見た映画ではないのですが、『俺は、君のためにこそ死ににいく』を
見たことを書き忘れていました。

エンケンさんは第6航空軍参謀の川口少佐という役で、知覧航空基地で若者達を次々に
特攻に送り出す上司...なわけですが、特攻に赴く若者に非情にあたる反面、自分の
上司である東大佐(勝野洋さん)に「(青年達が)犬死にではないですか!?」とたてつく
ような面もあって、戦争時に多くの人が体験したのではないかと思われる大変な葛藤を
映し出される役...なのですね。この映画の中では戦争を不審に思い次第に葛藤を抱えて
ゆく人達が他にも登場しますが、特攻が正しいのかと疑いながらも部下を死に送り出す
厳しい態度を表現しているエンケンさんの役はとても重要な大役なんだなと改めて思います。
勿論他の役者さんの役も一人一人重要な役なんですけど、何となく流されて見てしまうと
なかなかそういうことに気付かずに見終えてしまいます。
エンケンさんも含めて、役者さんてどうして演じたがるのかが私にはわからないので、映画
などを見ながらいつもそのことを考えているんですけど、今回のようなことに気付くと少し
ほっとします。
まぁ、どうして音楽やるの?と私が聞かれたら、「音楽が好きだから」「音楽が自分の体の
すべてを作ってくれるから」というような答えしかできないんですけど。

鹿児島の知覧基地から特攻に飛び立った青年達は、川口少佐(エンケンさん)が不安を
感じたように、飛行訓練が十分と言えない時点で任務を命じられていったようです。
生きるっていうのは、そのときいる時代を一瞬一瞬過ごしていくしかないことなのですねぇ。
私は20年くらい心臓の調子がちょっと良くないので平均寿命ほどは生きられないという
覚悟はしているつもりなのですが、明日死ぬ覚悟ができているかというと、どうかな~と
思います。
ともあれ、一瞬一瞬を大事に思って生活できたらと思うのですが、、、結構忘れがちです。

父親に半分お金を出してもらって手に入れた望遠鏡で
豪邸に住む少女の部屋を観察し始めた少年が、その後
数十年に渡って彼女を見つめ続けるお話。
見終わった後、山賊の歌が頭の中で鳴り響きます。
少年・少女が大人になってからは、小沢和義さん・緒川たまきさんが
演じています。
それぞれ家庭を持ちながらも、少し離れた場所でお互いの
存在を感じつつ数十年を過ごしている2人なのですが、
彼女のほうはひょっとするとアスペルガーなのかもしれませんね。
違うかもしれませんけど。

主人公の少年・茂樹君が成人してから勤めるガソリンスタンドの
店長がエンケンさんで、面接をするシーンで登場します。
茂樹君は望遠鏡での女性観察という生き方は別として、
他の生活面はごく真面目にやっている人なので、面接でも
接客の心得を認められ即採用となるわけです。
彼を即採用するエンケンさんのような店長(面接官)さんに私も
数人出逢ったことがあるけど、そういう細かい部分をわかって
くれる人には救われた思いになります。

ところで、アスペルガー症候群は女性には少ないそうですが、
自分がそうだと気付いていない場合も含めて、
確か男女の別なく1,000人に1人くらいは世の中にいるって
説があるんじゃなかったかなと思います。
私も、自分がそうかもと疑い始めたのは2年ほど前のことで、
病院に調べに行ったのも一年前くらい。
どうも自分が家族の他の人物とは決定的に異なる障害があると
長年不思議に思っていたことが解明はされたけれど、それで
スッキリしたかというとますます悩みが深まってしまったりして、、、。
でもこの映画の中の女性のように普通に過ごしているような人が
実は他人との接触に脳の機能の問題がふりかかるアスペルガー
だったりするケースはどこにでもありうることなのです。
一番思い合える人と物理的にはそばにいられないことを
仕方がないと思ってはいても、映画のような展開を迎えるのは
切ないものです。

あ、でも緒川たまきさんが演じていた女性は、別にアスペルガーじゃ
ないのかもしれませんけど。

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BrownBetty 
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