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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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このあいだ見た『飼育の部屋 終のすみか』の前作をちょうど見つ
けたので、見てみました。シリーズものの2作目なんて突然見ると、
1作目がどんなだったのか気になります。
この1作目で監禁される女性は、見ず知らずの男にある日突然連れ
去られて脅されて閉じ込められているのによくそんなこと言える...
と冷や冷やさせられるほど抵抗して、誘拐した松男という男に避難を
浴びせます。逃げられる人なんだろうな。

素朴な疑問だけど、どうしてこういう映画を作ろうと思うのかなー。
見る人がいるからなのか...、この映画で起こっているような事件を
現実社会では起こさないようにってことなのか...謎です。
前に、アダルトな商売を起業している人達と話す機会があって、その
人達が言うには「こういう商売がなきゃ実社会にもっと犯罪が増えて
るはずだから、俺達は社会に大きく貢献してるんだ!」ということなん
だけど、そうなの...?という感想です。その仕事のために逮捕されて
服役したりなんて人もいたんだけど。そういう人達のもとで働く女の
子達にも同じ意見があって、でもやめたくてしょうがない女の子達と
も話したので、複雑な心境でした。
映画は1作目も2作目もどことなく寂しげな雰囲気が漂っていて、主人
公の松男さんの孤独な世界を思わせられます。
松男さんのような悲しみを抱える人が増えないとよいですね。

エンケンさんは、ここでは中華屋の配達をしています。いろんなご職業を
なさっていますね。監禁されてる女の子が松男さんに「フカヒレスープ
とか食べたいなぁ」なんてねだるので、松男さんが出前を注文した
わけです。断ったってよかったのにね。フカヒレスープや中華風おこげ
なんて頼める店なので出前というよりはバイクでやってくるデリバリー
だろうなとイメージしていたら、見事に裏切られて笑えました。そして、
ラストあたりではドッキリシーンが。心臓弱いんだから、脅かさないで
よーと思います。

そうそう、根岸季衣さんは好きなんだけど、見てるといつも眉間に皺が
寄ってしまうのはなんでだろ。
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OLの頃には、毎週土曜は昼ごろまで王様のブランチを見ていた
時期もありました。
そこでパッチリ目で元気はつらつとリーダー格のレポーターをして
いた金田美香ちゃんが2役をつとめるのが、『アザーライフ』です。
最初のうちはこれがあの金田美香ちゃん?と疑惑の目で見てしま
いますが、途中で意見が変わってくるかと。
終盤まで見てなるほど…と思うストーリーでした。

娘を亡くした父親で成功してる実業家役のエンケンさんは、いつもは
やっちゃう役なのにここでは逆にやられちゃう役で包帯姿が痛々し
かったです。
エンケンさん演じる実業家の妻(演じるのは、木内晶子さん)があまり
にかわいらしいルックスとしゃべり方なので、推定年齢15歳はいっ
てそうな娘を産んだ母親にはとても見えないと思っていたら後妻だ
そうで、この奥さんは軽薄そうな男と浮気をしてます。最初「騙され
てるんだよぉ。不倫なんかやめなよ!」とちょっと同情していたら、
しょうもない奥さんで...。
そして、エンケンさん社長の女性秘書も「そんなんで秘書がつとまると
思ってるのか」と喝を入れたくなるほどのもたもたぶりを見せてく
れるのですが、まぁ何か社長に特別に気に入られた長所があるの
でしょう。この人も、わりとしたたかです。
金田美香ちゃんの役は、エンケンさん社長の娘とその娘に瓜二つの
孤児(みなしご)です。エンケンさん社長がお車で移動中に亡き娘と
瓜二つの少女を見かけて追いかけたことで縁が結ばれるわけです
が、この孤児の少女がしている仕事...これはひょっとしてと思ったら
やはり危ない宅配サービス業でした。そんなわけで金田美香ちゃん
は、ぐれた感じの少女を好演しています。諸々の事件が解決した後
こちらの少女と川辺を歩きながらする会話に、思わずぐっときて涙が
出そうになりました。そのときのエンケンさんの表情は、必見です。

東京を舞台にした映画だと、見知った場所が結構出てくるのでなる
ほどここで撮影が…と思ったりするのですが、ラストに出てくる清澄
あたりの川辺では数年前に楽器の練習をしていたことがあり、あれ
これと思いだしてしまいました。通りがかりの人に声をかけられて、
「ここに来ればあなたに会えるんですね」と言われて以来行っていな
いので、悪いことしたかなーという気がかりが残っています。
そういえば、その辺の森下という町にある出版社で働いていたとき、
よく行くおいしいカレー屋さんがありました。民家の1階を喫茶店にし
たお店であまり場所は覚えていませんが、変わった形の建物の出
版社の近くです。

アザーライフというと、『ふたりのベロニカ』を思い出します。
全く別のところで暮らしている自分とそっくりな未知の人がいるとした
ら、それを知ったとき複雑な心境になるだろうなー。
昨夏、網走にはじめて行きました。
目的は、サンゴ草。
実際行ってみたら時期が少しだけ早かったのですが、予定外
の出来事が起こったので網走は記憶に刻みつけられました。
網走駅からサンゴ草群落が見られる能取湖まではバスで行く
つもりが、タッチの差で間に合わず次に来る電車に乗らないと
やばいので、タクシーに乗ることにしたのが運のつきというか...
車中でタクシーの運転手さんの高校時代の話や網走刑務所の
話をいろいろ聞いた私は、運転手さんおすすめのその辺一周
コースを断れなくなり、二人きりの岬めぐりに出発することに。
灯台のある岬から崖を見たり(見ておいでと言われた)、網走
刑務所受刑者が作業するという小麦畑(これには感心した)を
見たり、そのあと電車で釧路まで行くと言った私に「釧路まで
客を乗せて行ったこともある」と言う運転手さん。返す言葉が
見つからず脱力して素気ない返事をしていたら、あきらめたらし
く料金をちょっとおまけしてくれようとしてました。その頃は高給
取りだったしタクシーの運転手も大変だろうなーと思って普通に
料金を払ったけど、こういう場面で客としてうまくやれる人を見る
と尊敬してしまいます。
というのが、網走についての私の思い出の全て。岬めぐりにつき
あったためにできなくなったこともありましたが、海岸沿いで鮭釣
りに勤しむ人などは北海道でなきゃ見られない光景なので、まぁ
いっか。

『刑務所の中』は、主人公が刑務所の中での生活を淡々と、
でも独特の私情を交えつつ紹介する映画で、主演の山崎努さん
の心の中のつぶやきが味があって面白かったです。
エンケンさんの役は山崎努さんの役の銃マニア仲間の一人で、
仲間うちでサバイバルごっこみたいのをして自分の銃を褒められ
たときの表情がいい感じでした。そんなことして遊んでると、銃の
不法所持とかでつかまって刑務所に服役ということになるんです
けど、そこからは『刑務所の中』というわけで。
エンケンさんはメイキングにも登場するので、必見ですよー。

そうそう、なぜ網走の話をしたかというと、この映画は網走刑務所
の敷地内で撮影をしたらしいので。私が乗った電車にもこれから
刑務所に入るという受刑者が数人乗っていたそうで、タクシーの
運転手さんが教えてくれました。自由席に乗ってたけどそんな人
達は見かけなかったので、指定席に乗ってたんだろうか。
因みに、旭川から網走に行く特急は、野生動物の線路への飛び
出しに注意するため途中徐行運転をする区間があるというのんび
りした気分で乗れる列車です。私の他の乗客は、みんな鉄っぽ
かったけど、気のせいでしょうか。
最初から最後まで暗ぁい中で人が動いているので、うちみたいに
照明が暗めの部屋で古いPCでDVDを再生していると画面の中
で何が起こっているのか見えにくい映画です。モニターの解像度
って、やっぱ大事なんだなーとひしひしと感じる今日この頃。

実はどんなストーリーかも全く知らずにレンタルショップでパッパと
借りたのですが、映画がはじまるといきなり朗読シーンだったので
あれ?...舞台仕立てみたいなの?と胸騒ぎが。しかし、エンケンさん
の声をじっくり堪能できるので、これから一体何が…という不安は
脇に置いてしばし朗読に耳を傾けましょー
ところで、エンケンさんはそのお声にもとても定評がありますが、ある
日ふと気付きました。エンケンさんの声は、弦楽器の音に似ているん
じゃないかと。よくチェロの音が好まれるのは人間の声に最も近い
音域の楽器だからだと云われますが、エンケンさんの声が耳に入った
ときに聞いた人の体に残る響きは、太い弦をはじいたときに響く音
のように振動が伝わっているんじゃないでしょうか。どうかなー。
ともあれ、多くの人の体というか心に響く声というのは偉大です。
この音を解明して、楽器で出せるようになれたらな...。

もとい、エンケンさんの朗読の後には、金森譲の艶めかしいダンスが
見られます。美しいです。人によって見方はいろいろなので、アート
のように映像を楽しむこともできるだろうし、ドラマを探究することも
できるだろうし、とにかく不思議な映画でした。
エンケンさんは警部補の役なんだけど、追っている事件の真相につい
て色々考えていそうな人で、考えていることを知りたくなりました。
あと、脳裏に焼きついたのが、石橋稜さんの亡霊のような無気味な
顔。今も浮かんできます。

これを見ながらチクチクとハープのケースを縫っていたのですが、
針が一本行方不明になりましたどこ行ったんだろうか。怖いよー。
流行りものに疎いので、このTV番組の人気を知ったのは最近の
こと。エンケンさんのファンになったのもこの2月に入ってからだから
いずれにしてもDVDが出てなきゃ見られなかったドラマです。
でも実は、新聞のTV番組欄を見ていつも気になっていた『去年
ルノアールで』。ルノアールといったら、私の中ですぐ浮かぶのは
印象派の画家のルノアールなので、あの喫茶店のルノアール
のことだとは思いもしませんでした。
私は入ったことがないのですが、姉が学生時代に予備校の採点
のバイトの打ち合わせでよくルノアールに連れて行かれたそうで
ルノアールはコーヒーがお代わり自由だと知りました。
ホントでしょうか?

このDVDですが、面白いけど一気に何本も見たらちょっと飽きそ
うです。だからDVDを大人買いしたりレンタルショップでまとめて
借りた人も、一日一本と決めて楽しみを満喫してはどうでしょうか。
エンケンさんは、、、すごいシャツを着て登場します。バナナの回で。
やっぱりあんな至近距離で…というのは、見ていて怖いです。
私が思わず噴き出したのは、裏ルノアールのヘンゼルとグレー
テルのところ。笑えました。こういう妄想狂みたいな話って、誰に
でも経験がありがちなので受けるのかなー。
私は、トップスを後ろ前に着てても平気だけど。。。

エンケンさんの公式サイトでざっと数えてみたら、ビデオやDVDで
見られる出演作が200以上ありました。年内に全部見ることが
出来たら、すごい。元気なうちになるべくたくさん見たいなー。
ということで、1~2か月中のテレビ購入を検討中です。別にTVは
見なくてもいいんだけど、ビデオだけはPCじゃ見られないしね。
あ、ビデオ借りてDVDに焼いてもらうって手もありか...。
古いビデオやあまりお目にかかれないビデオを探しているとき、
新宿東口のTSUTAYAに行くといいよと教えてもらったことがあり
ました。それで6~7年前にそこでよくビデオをレンタルしていたの
ですが、今も珍しいビデオとか置いているんですかね。そのとき
私がどうしても借りたかったのは、『血風ロック』という映画。知り
合いが出演していてこっそり見たかったのだけど、まさかの在庫
がありそれが棚の一番上だったので私の身長では届くわけもなく
お手すきの店員さんを探して「あれを取ってください」とタイトルを
告げるのが恥ずかしかった思い出があります。
もとい、エンケンさんのサイトはかゆい所に手が届く盛り沢山の優れ
た構成で、出演作を少しでも多く見たいと願うファンにとっては
助かります。他の芸能関係の方のサイトも、出演作がビデオレン
タルできるとかDVDが発売済みだとかの情報って掲載している
ものなのでしょうか。ともあれ、こんな時期にファンになれてよかっ
たなー。感謝です。
『飼育の部屋 終のすみか』を鑑賞。
このDVDはレンタルショップで普通のコーナーに置かれていて
女性でも何気なく手に取れますが、持ってうろうろしていると
男性の視線を感じます
そんなわけで、他のDVDといろいろ組み合わせて借りてみました。
ふと見たら、カテゴリーは邦画ラブロマンス。ふむふむ。
でもシリーズの他の作品は、全然違うコーナーにあったりして。

『終のすみか』というのは、このシリーズの2作目らしいですね。
異常な話が展開するにもかかわらず、全体的に穏やかな雰囲気
を感じるのはなぜだろうと思いました。他のもそうなのでしょうか。
主演のみゆさんという女優さんは、あまりお化粧しない感じの方が
もっときれいな気が。しかし、こぉんなきれいでかわいらしくてスタ
イル抜群で天使のような声の女の子が...ねぇ。ぜひとも、女優と
してまっすぐ生きてほしいです。メイキングで主演の小沢和義さん
から「若いのにしっかりしてる」という言葉をもらっていましたが、
実際のみゆさんはこの映画の役とは全然違う感じの明るいはり
きり屋さんのように見えました。少々セクハラっぽいインタビュー
があったと思うんだけどなぁ。若さゆえのあの回答なのか...。
そういえば、私はいい年して年下からも心配だ心配だとよく言われ
るけど、しっかりしてると言われたことがない 見かけだけで
判断しないでほしいとも思うけど、もう若いのに…と言われるチャン
スはさすがにないので、この先「しっかりした人で…」と言われる為
には、自分の死後の始末の準備をしておくくらいにないだろうか。

エンケンさんは駅で酒に酔ってくだを巻くサラリーマンとして登場しま
すが、無性に怖かったです。こういう一見普通に見える人が逆上
した時に見せる暴力性には、あっと驚かされるものがあります。
やっぱりそうだったか...という切なさもありますが。
その酔ったエンケンさんサラリーマンが歌っていたのは、なつかしい
アニメ 『星の王子さま』の主題歌。あのアニメは私が10歳の頃に
放送されたものなので、エンケンさんが歌っているのがちょっと違和感
で面白かったです。でもあの血迷った風の目は怖かった。ああいう
目は、よく見ていた覚えがあります。

深夜に見ていたのですが、映画の中で主人公が監禁している女の
子のためにガスコンロの直火であぶるソーセージがやけにおいしそ
うでした。「もっと焼こうか?」と女の子に聞いていましたが、2本も
3本も食べたら大体飽きてくるので欲張らない女の子は正解です。
ソーセージは油っぽいからね。
腹八分目の心がけも大切だと、あらためて知らされました。
札幌は、今日も晴れ
家の中がセントラル・ヒーティングで熱くてしょうがないので、
午後は少し窓を開けておきました。外の空気は冷たいんです
けどね。家の中が蒸し風呂状態。

さて、『日本沈没』を観ました。
序盤、「まさかエンケンさんは出てないんじゃ…間違えたのか
と不安になりましたが、ちゃんとご登場。
この映画には最後まで見ても気づかないほどたくさんの有名な
方達が出演していて、漫画家の安野モヨ子の名前が出てきた
ときは驚きました。もちろんお名前までは知らない役者さんや
エキストラの方達もたくさん出ていて、こういう大規模な映画が
出来上がるのでしょうね。お金かかってそうだなー。
個人的には、ついに都心の地盤も崩れ始め政府が対策本部
を置く建物にも被害が及んだときにエンケンさんが机を押さえてる
ようなシーンや、最後の方で首相代理として国民にスピーチを
する大地真央さんが命を張って使命を果たした草なぎくん達の
行動を讃えようとしたときにハっとするエンケンさんがいい感じでし
た。

映画の中で、被害を免れていた土地が福島県の会津でしたが
小学生の頃に裏磐梯でのスキー教室に送り込まれてしごかれ
て嫌だった思い出がよみがえりました。スキーは赤ん坊の頃か
ら連れていかれていたけど、団体生活と高速バスがどうも...。
幼稚園も学校も大学も大嫌いで、中高時代はよく学校をさぼり
代々木公園で肉まん食べたりしてました。あ...そんなことまで
思い出してしまった...。ともあれ、災害は困っちゃいますね。
『自虐の詩』をチャプター10までなんとか見たものの、その後も
何度試してもWMPでのDVD再生ができませんでした。
結局、インターネット・カフェにDVDを持参して観ることに。

チャプター10以降のエンケンさんあさひ屋マスターも、最後まで
間抜けな感じで良かったです。
それにしても、あれだけの惨事で親子ともに無事だったところを
見ると、幸江という人は幸運ですね。やはり名前に込められた
願いがかなったのでしょうか。

ともあれ、ラストまで鑑賞できてよかったです。
安藤裕子の歌もいいし。めでたしめでたし
自虐の詩のDVDレンタルが始まったので、早速借りてみました。
順調にエンケンさんを見進めたものの、チャプター8の途中でまたしても
WMPの再生が止まってしまうので、今のところあきらめモード80%
です。
昨晩は、夜中の2時過ぎにやっとWMPが正常に動作してDVDを
再生できたのになぜまた止まるのか...。
その後チャプター10の途中までは見られたので、あきらめないことに
しました。インターネット・カフェに持参して観よう!!
ということで、ここは鑑賞記 その1に。

エンケンさんは、映画の予告編でよく映っていたように中谷美紀さん
演ずる幸江が働く中華屋の店主の役で、見ていて面白くてかわいい
です。
『自虐の詩』は伝説的なコミック...とのことですが、どんな雑誌に掲載
されていたのか全然知らない私です。男の人向けの漫画雑誌かな。
今ちょっと、映画の公式サイトで漫画を見てみました。エンケンさんが
演じていた中華屋のマスターはエンケンさんよりもうちょっと老けた感じ
の太めのおじさんなんですが、短絡的な思考で一途に幸江に恋する
姿は、エンケンさんが映画で演じていたマスターとおんなじ。
チャプター8の途中までに登場する幸江の父親との絡みのシーンが
すごく面白くて、父親役の西田敏行さんの東北弁がうつってしまった
ように尻上がりのイントネーションで喋るエンケンさんも愉快です。
この辺のシーンは本当に面白いので、見るとお得です。
話題になったちゃぶ台返しのシーンは見ていて4コマ漫画っぽさを
感じたのですが、わざとそういう風にしたんでしょうかね。

ところで、東北弁といえば先日大鰐駅でぽつねんと電車を待っていた
らワイワイと駅に入ってきた女子中学生のグループがいて、その子達
が話す言葉が楽しかったです。

少女1:スドーブの上で焼ぐさ、あの芋!
少女2:干し芋!!
少女1:あぁれ、うまいなー。
少女2.3.4:超うまい!!
少女2:よぐさ、茶碗蒸しのながにはいっでる緑のさ…
少女1:銀杏じゃねぇ?
少女2:そう!銀杏。あぁれ、嫌いだー。
少女1:前さ、茶碗蒸しのながにおっぎい栗はいっでると思ったらさ、
     ○×◎△×●□…!!(笑)
少女2,3,4:(爆笑)

最後のところは茶碗蒸しの中に栗が入っていると思って喜んで
食べてみたら栗だった、ということで大爆笑になっていました。
聞いていて、このイントネーションと濁音になる加減は演技達者な役者
さんでもなかなか真似できないないだろうなーと思いましたが、
映画での西田敏行さんの東北弁は味があって良かったです。

 ↓東北弁に因んで、青森埠頭
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DVD観てる場合じゃないというあわただしさの中、札幌で鑑賞。

フィリピンが舞台の映画で、アクションもの?でいいのかな。

フィリピン人女性と日本人男性の子として生まれてスラム街で

貧しくゴミ拾いをして育った兄弟と血のつながらない妹分の

女の子のたくましく生きる姿が見られます。

兄弟の兄(トニー)のほうが成人してから用心棒のように働く

クラブのオーナーとして、エンケンさんは登場です。

麻薬の売人だそうで、その後売人の仕事を横取りしようとする

トニーに拳銃で撃たれちゃうのが切ないですね。

至近距離で撃たれるので、衝撃的です。

一方、弁護士としてまじめに働こうとしていたトニーの弟

マックスは、ヤクザ絡みの仕事を引き受けてしまったが為に

裏を知りすぎたと命を狙われるわけですが、悪への協力と

引き換えに命拾いし...などということがあって、なんだかんだ

でトニー達と合流しドンパチとやる羽目に。

トニーがエンケンさん演じるクラブオーナーを裏切って奪い、

売ろうとした麻薬の白い粉は実は滅多に手に入らないハイチの

ゾンビパウダーで、トニーに撃たれる直前にその粉を吸っていた

エンケンさんはゾンビとなって蘇り、トニーの手下となって殺し合い

に参加...

ということもなく、映画は終わります。寂しいけれど。


フィリピンというと私が思い出すのは、20代の頃にやっていた

ボランティアのこと。

青山にこどもの城という施設があって、そこでは定期的に人を

募って講習を行い、ボランティアとしてこどもの城に遊びに来た

子供達の相手をする人材を育てているのですが、私は何を

思ったのかその講習を受けて、脳性麻痺の障害を持つ子供の

プール教室の手伝いをしていたのでした。

当時、セーブ・ザ・チルドレンなども大きな広告を打っていて、

ちょっとその関係もあってフィリピンの子供と関わったりなど、

今考えると自分の人生とは思えないようなことをしてました。

そんなわけで、この映画の冒頭で出てくるシーンで頭が

ぼーっとなってあまり集中して観られなかったので、説明が

いつも以上に変かも。


この映画、あれ?という感じで終わってしまったのですが、

今エンケンさんの公式サイトを見てみたら、前編だったということ

がわかりました。後編は、もうすぐDVDが発売されるみたい

ですね。ふむふむなるほど。

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BrownBetty 
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