こと座の音楽帖
ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール
HN:
こと座
年齢:
56
HP:
こと座のCeol Anam
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。
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【2025/04/26 Sat 21:29】
*
ペルセポリス
もう一度見たい
『ペルセポリス』なのですが、社会に疑問を投げか
けるようなところのある映画って色々深く考えすぎてしまって、後に
なってみると他人にうまく説明できないことがあります。
『ペルセポリス』も、それでどうなんだっけ?と今思ってしまいました。
イランで起こったことをこの映画で知って、だから平和ぼけに目覚め
よ!っていう話なんだっけ。戦争や争いごとは、考えれば考えるほど
よくわかりません。争いごとを好む本能の持ち主もいるのが人類で、
世界中で何も争いが起こらない日など来るとは信じられない一方で
平和をのんきに願う自分もいて、渦中にあってはじめて必死になる
のだろうと思うと映画を見て何でも真剣に考えすぎかな...という気に
なったり、だからといって他人事と無視していいのかと思えたり、
何だか不安になります。
でも、事実を告げる人がいたほうがやっぱりいいのかな。
私が堪らない気持ちになって何度も思い出してしまうのが、主人公
のお母さんがまだ少女の娘に思わず叫んだ「●●(主人公の従姉)が
どうやって殺されたか知ってるの!?処女を殺すのは罪になるから
官憲と無理やり結婚させて処女を奪ってから殺したのよ!あなたを
そんな目に遭わせない!」という言葉。
今思い出しても動悸が早くなるほど、ぞっとします。身内や知り合い
の女性が、知り合いじゃなくても女性がそんな目に遭わされたらと
想像しそうになっただけでめまいがするけど、権威を前にして何がで
きるかという答えは何かした後の結果にしか現れないものなのかも。
それにしても、痛ましい事件はこれ以上起こらないでほしいものです。
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【2008/03/18 Tue 23:30】
*
札幌徒然
パンズ・ラビリンス
別のSNSで書いたのでこっちには書かなかったのですが、強く
印象に残った映画なので、一部転載することにしました。
『パンズ・ラビリンス』は、フランコ将軍独裁政権下のスペインでの
一人の少女の苦悩を 幻想的な迷宮世界と絡めたおとぎ話のよう
なストーリーです。
独裁的に振舞う義父の病んだ心も描かれていて、 子供時代から
権威に蝕まれてゆく人間の精神について深く考えさせられます。
「パンズ・ラビリンス」というのは、日本語で「牧神の迷宮」。
映画では、半人半獣(半分は山羊)の牧神が迷宮の入口で 少女
を待ち構えます。
なぜ牧神が登場するのかと不思議に思っていたら、 ネットである
話を読みました。そこは...宗教のサイトだったんだけど。。。
羊飼いとニンフ(妖精)の間に生まれた、半人半獣の子供。 ニンフ
の妻が生まれた子供の姿に恐れをなして逃げ出し乳母もこの
変わった子供に手を焼いたため、 羊飼いは子供を山の神々の下に
連れて行く。 神々は子供の異形さとその明るい性格を気に入り、
子供の存在により彼らの心は慰められた。 そのため、この子供は
「パン(全て)」と呼ばれるようになった。 この「パン」は食べるパンと
同義で、 「養育するもの、牧するもの」という意味を持つ。
パンは、午睡中にちょっとした物音を立てられただけで突然激しく怒
り狂いだすという性質があり、こうなると羊が暴れ出すため羊飼い
達はパンの機嫌を損ねないようにと気遣った。このことから、パンは
暗いもの、恐怖を起こさせるもの、 という特性を持つ神とされている。
...という話を読んだわけです。
映画にも、軍人が「フランコ将軍のパン
だ!!」と大声で告げなが
らたった1本ずつのパンを行列した村人に配る食糧配給のシーンが
あります。パン=フランコおよび独裁的な少女の義父 を象徴して、
ファシズムの精神が生まれる背景を 観客に考えさせるのが監督の
目的だったのか…なんて考えが生まれてきました。
少女を迷宮に導き試練を与えるパン(牧神)も、はじめこそ親切げに
少女に接しますが、少女が自分の言う通りに従わなかったと知るや
いなや猛烈に怒りを露わにします。
そんなパンが最後のチャンスとして少女を救う代わりに生まれたばか
りの弟を生贄に捧げよと命じますが、少女はそれを拒み彼女がゲリラ
の一味と密通していたことを知った大尉の義父に迷宮の入口まで
追いつかれ、彼に弟を手渡す代わりに自分は銃で撃たれて息絶えて
しまいます。
そして、幻想世界のラストシーンでは、美しいドレスをまとった少女が
王宮へと足を踏み入れます。現実では既に亡くなった父母が王と
王妃として玉座に座り娘の王女を迎えるわけですが、ここでパンが
玉座の後ろからスっと姿を見せて、「あなたの選択は正しかったの
です。」と言うところが何だか恐ろしい不可解さを持っています。
人は、生まれてから死ぬまで迷宮で彷徨い続けているのかも。
因みに、パニックの語源は「パン(牧神)」にあるとか。パンが暴れた
ときに羊の群れがおびえて逃げ惑ったところに由来するらしいです。
ファンタジーだが子供には見せられないという意見を多く見かけた
映画ですが、確かに目を背けたくなるナチスばりの残酷なシーンも
多いので、普通の子供が見たら怖がって泣くかひどく驚くかもしれ
ません。 でも、それらは現実にも行われていたことだと聞きます。
そういえば、映画館でツツー...と涙を流してしまいました。
この日北海道の新千歳空港では日航機があわや追突という事件があ
り、そんなことも少々納得できるほどの大変な吹雪でした。
もうすっかり雪が融けた札幌...花粉がすごいです。
【2008/03/18 Tue 22:42】
*
札幌徒然
僕のピアノ・コンチェルト
1月に入ってから、札幌の映画館で立て続けに映画を見た時期が
ありました。
元日シアター・キノでの『4分間のピアニスト』にはじまり、デンマー
ク映画『アフター・ウェディング』、アニメ『ペルセポリス』、『ヒットラー
の贋札』『人のセックスを笑うな』、『サディスティック・ミカ・バンド』、
『ユゴ』、『エディット・ピアフ』、『題名のない子守歌』、『ラザロ』。
あと、『パンズ・ラビリンス』。
札幌にはミニシアターがいくつかあり、がんばっています。
これからもなくならないでほしいな。
1月以降に見た映画の中で特に心に残った作品は、『ペルセポリス』
『僕のピアノコンチェルト』『パンズ・ラビリンス』です。
その中の『僕のピアノコンチェルト』ですが、ここで主役を演じている
少年が本物のピアニストで見応えがあります。演技もうまいんじゃな
いの...?と思ったら、お母さんが女優だそうで。
私は父方の祖母&母方の祖父を尊敬していたので、お年寄りが亡く
なる映画はどうも切なくなってしまうのですが、この映画で少年といい
感じで交流するブルーノ・ガンツも実際年をとったなぁ...と危なっかし
い動作をするたびに冷や冷やしてしまいました。転んで怪我したり、
機械で怪我したりしませんようにと祈る思いでした。
ストーリーも気が利いた爽やかな映画なのですが、やっぱり少年が
ピアノを弾く姿が本物の動きなのでときめきます
私が感動したのは
少年の演奏ではなくて...少年がCDを聴いて何かを掴もうとする時に
流れる『ゴルトベルク変奏曲』(J.S.BACH)。...快感です。気が遠く
なりそうに。
クラシック音楽には普段縁がないと思っている人にも十分楽しめる、
面白い映画なので、見てみてくださいね~。
【2008/03/18 Tue 21:51】
*
札幌徒然
セント・パトリックス・デー
世界のみなさん、うす曇りの札幌からこんにちは
本日は3/17、ということで聖パトリックス・デーです。
信仰心の篤い人には悪いけど私には信仰心がないので、キリスト教
の聖人を讃える祭りを祝う資格がないのかもしれません。
でも一応アイリッシュハープをやっているし、祭り好きなので、アイル
ランドの祝日をともに祝うことを許してください。
札幌に戻ってから何だかんだとやっていたら食事を摂るのを忘れてい
たので、そうだ!緑色のものでも食べようと思い立ち、出かけた途中
のmorimotoにあてもなく寄ってみました。
morimotoは、北海道のお菓子屋さん。クッキーにハスカップのジャム
をはさみ周囲をチョコでコーティングしたハスカップジュエリーが有名
です。普通より気遣いをちょっと増したい人への北海道土産なんかに
向いてるんじゃないかと思います
morimotoでは、パンも売ってます。で、ないだろうなーと思いつつ見
ていたら青のりで緑色になったちくわパンがあったので、Get.
たしか、どこかの地方で話題になったパンじゃなかったですっけ?
ちくわにチーズを詰めて食パンで巻き青のり入りの天ぷら生地につけ
て揚げたパンですが、ちくわにチーズの組み合わせなんて食べたの
は何年ぶりだろうかと思いました。ちくわにチーズというと、私が関東
で日常的に乗っていた電車は昼夜を問わずの酒盛り電車で、背広の
ポッケからあのキヨスクで売っているちくわをソロっと出してビニールを
むいて食べ始めるサラリーマンをよく見かけたことも思い出します。
サラリーマン以外のおじさんは、なぜかちくわではなく柿の種。おつま
みチーズちくわは、高級なんでしょうか。ともあれ、その電車にはいつ
乗っても大体ビールと柿の種などの匂いが充満していました。たまに
日本酒の匂いをぷんぷんさせてる人もいて(ワンカップを飲んでる)、
乗り物酔いしやすい私は参りました。
さて、morimotoでちくわパンを買った後に通り過ぎたミスタードーナツ
のノボリに、緑色のものを発見。それは、オールド・ファッションの抹茶
とポン・デ・抹茶あずきでした。これも祝いにと買ってみたので、明日
思い出したときに食べようかと思います。
北海道でも、セント・パトリックス・デー・パレードやればいいのになー。
やらないか...。
【2008/03/17 Mon 14:20】
*
札幌徒然
ラザロ
札幌の映画館 蠍座にて、『題名のない子守歌』と『ラザロ』を鑑賞。
ほんとは今映画を見てる場合じゃないんだけど、長時間の鑑賞。
『題名のない子守歌』は『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・
トルナトーレ監督の映画で音楽はやはりエンニオ・モリコーネだった
ので、観ました。ロンドンにいた頃だったか、夜中にテレビを見て
いたら、シチリアのマフィア組織の幹部の家族についてのドキュ
メンタリーをやっていて、その家族(幹部の子供)は逃げたくて
警察になんとか駆け込み保護されるのだけど結局いつ組織の手で
殺されるか不安で自殺してしまうという結末でした。こういうことは
シチリアに限らずどこでも起こっていて、自分が知らないだけなん
だろうなと思うと、映画を見ていて辛かったです。
...実は序盤の重要なシーンを眠りこけて見逃しました。しっかり
目が覚めたら、主人公のフラッシュバック・シーンで激しい光景が。
ほんとに暴力は、どこの世界にもはびこっているのですね。
そして邦画の『ラザロ』が始まって、どうしてこの映画を見ることに
なったんだろうと考えつつ第2部の中盤にさしかかったところで
体調が急変。旅の疲れが取れていなかったので血圧に異常が
出たのかも。上着を脱いだりして、30分くらいでやっとおさまって
第3部へ。ふぅ
『ラザロ』は3部作で、第3部で1部2部の謎が
解明される構成になっているので、第3部を見ないのは損です。
私が見たときも映画館にはマスコミのお仕事らしき人達が数人
いて通なお話をしていましたが、一般の人も第3部に入る前の
休憩時間に帰ったりしないほうがいいかと...。演技達者が揃って
一番面白いのが第3部じゃないかと思うんですけど。
ラザロ...新約聖書の登場人物だという意識があったけど、何故
ひっかかる名前だったかというと、ベストセラーになった(らしい)
『ラザロの子』をどこかで覚えていたからのようです。映画を見た
翌日に図書館で偶然『ラザロの子』を見かけて、思い出しました。
映画のタイトルが『ラザロ』な訳も、第3部で考え始めさせられる
ので、みなさんがんばって第3部までしっかり見ましょう
ところで、映画などの話をするときにネタをばらすのは嫌がる人
のほうが多いのでしょうか。自分はネタをばらしてもらったほうが
興味を持ててもっと色々な側面から追求する楽しみができるので
ネタばらしが良くないこととはちっとも思っていませんでした。
これからは、ちょっと気をつけよっと。
この日は蠍座の館主さんを初めてお見かけしました。
やっぱり素敵な雰囲気の方ですね。
いま蠍座では、金曜の夕方から20時頃までの受付ボランティアを
募集していると貼り紙がしてありました。映画を無料で見られる
そうです。
【2008/03/16 Sun 11:10】
*
札幌徒然
prebar でひなまつり
昨晩とつぜんに、ネット接続が絶たれました。
切れ方がおかしいなと思ったら、ADSL回線が原因でした。新しく
作ったサイトの影響じゃなくてよかった。。。
NTTから工事に来るほどの厄介なことになったので、今日の昼過ぎま
で時間がつぶれてしまって、計画がパーに。
仕方がないので、東京にいるときに目一杯練習しようと思います。
NTTに電話する前にプロバイダーにも一応問い合わせましたが、
ちょっとビクビクした感じの男性につながったので不安に。
楽器を買うために、昼の会社勤めを終えてから終電までプロバイダー
のカスタマーセンターで働いた経験が私にもあって、私は何度もSV
に呼び出されるほどダメダメだったので、心の中で「ガンバレ!」と
応援。
NTTの人が帰った後は、名刺に細工するシール用のプリント・アウト
しにすすきのまで行き、月末のライブのチラシをコピーしにコンビニに
寄り、札駅で明日の切符をJRで買い...と順調に予定をこなし、帰宅。
そしてpre barへ。
pre bar は札幌の東区役所前駅から徒歩5分ほどのところにある
アイリッシュ・バーで、今夜は立派なお雛様が飾られていました。
ここには、お店守の女性のお母さんが作る日替わりのお惣菜があって
今日はちらし寿司。
ひなまつりにちらし寿司があるんじゃ、そりゃ食べますよね。
私も、いただきました。あとは、ギネスとエビスとシークワーサー酒。
ここ数日、演奏のための雑用に追われてあまり練習をできていない
ので、それが気がかりでいまひとつ気分が盛り上がらなかったけど
pre bar にはいつも明るくて楽しい人達がいるので、世の中は動い
て...います。
来週金曜日は、pre bar セッション・デー。アイリッシュ・ミュージックの
生演奏を聴けます!ミュージック・チャージはなしなので、
おいしい生ギネスと音楽を楽しみに来てみてくださいね
【2008/03/03 Mon 22:23】
*
札幌徒然
ぶどう
ふぅ…やっとのことで、サイトを完成させ、ブログの引越しを
終えました。
20時間くらいかかってしまった。
日付変わりましたが、土曜は朝からずーっとPC電源いれっぱなし。
まずいんじゃないでしょーか。
もう何時間も前から目がかすんでいて、
肩甲骨のあたりと首がしびれてきたので、もう寝ます。
あと2日で東京に行かねばならず、向こうに行ったら元同僚との
会合や演奏の営業などもあり、14日のセッションに向けての練習が
危ぶまれます。
自分のコンサートも...
明日は、ポスター描きとチラシを作らなければ...。
ところで、最近狸小路を歩くとき、いつも楽しみにしているものがあり
ます。それは、ぶどう
果物屋さんで売っているので、おいしそうだなーと眺めながら通り過ぎ
ますが、来週は誕生日なので買っちゃおうかなー。
映画『パンズ・ラビリンス』でも、主人公の少女がパン(牧神)の禁を
破って、ごちそうの中のほんの一粒のつもりでぶどうを食べてしまう
シーンがあります。その子があまりにもおいしそうに食べるので、余波
でぶどうが食べたくなりました。ポリフェノール、ポリフェノール。
しかし、今の季節、おいしそうなぶどうが売られているのはやはり
不自然ですよね。買おうとしたら、サンプルだったりして。
【2008/03/02 Sun 02:11】
*
札幌徒然
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