こと座の音楽帖
ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール
HN:
こと座
年齢:
56
HP:
こと座のCeol Anam
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。
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【2025/04/26 Sat 16:01】
*
ラジオ もぎたて北海道
私がカンテレを教わる あらひろこ さんは、ギターと笛の扇柳トール
さんとのユニット アアシアンクッカ(aasian kukka)でも活動なさって
います。
アアシアンクッカというのは、フィンランド語で アジアの花 という意味
だそうで、フィンランドなどの伝承曲の他、オリジナル曲も聴かせて
もらえます。
いつも笑顔が素敵なあらひろこさん、カンテレの女神のようです。
そんなあらひろこさんが作曲なさったとても美しいかわいらしい曲が
NHKのラジオ番組「もぎたて!北海道」(NHKラジオ第一)のテーマ
曲として流れるそうです。講談師の神田山陽さん(道東ご在住)が
キャスターをなさる番組で、NHK札幌放送局より初?の全国放送に
なるとか。
北海道の魅力を発信するラジオ番組で、去る2/25の夜に試験放送
があったのですが、私は聴きそびれました。
神田山陽さんのサイトを訪問して講談を視聴したら、いやー面白い。
4月からは月1回のレギュラー放送になるようですが、あの面白い
お話と素晴らしい曲を月1回しか聴けないなんて貴重です。
夜の9:30~9:55の時間帯に全国放送されるそうなので、お楽しみに。
日本では珍しいフィンランドの楽器 カンテレで演奏される心が澄み
渡るような美しい曲で、日頃の疲れを洗い流してくださいね。
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【2008/04/13 Sun 00:30】
*
音棚…他民族音楽
PRISONER'S SONG(プリズナーズ・ソング)
ちょっとばかし体調に不具合が出たのですが、先ほど少し復活してきました。
私は具合が悪くて何も食べられないときにキャラメルを食べると、ちょっと元気が出ます。
へぇーと思った方は、試してみてください。まぁ覚えてたらですけど。
さて、いまはハンガリーのフォーク・バンド ムジュカス(MUZSIKAS)を聴いています。
アルバムは、『PRISONER'S SONG(プリズナーズ・ソング)』。
これは借り物で歌詞カードがないので(もともとついてないのか)、一曲目に収録されて
いる曲がどうしてプリズナーズ・ソングなのか気になります。
ともあれ、捕われ者を歌った歌なのでしょうが。
ムジュカスは基本、中年男性4人編成のバンドで、子供の頃から家族に民族の音楽を
教わったりしているトラディショナルな経歴を持ちながらも、みなさんそれぞれクラシックの
立派な経歴もお持ちです。
演奏されるのは、東欧的なエキゾティックな調べ。
このアルバムでは、女性がヴォーカルに加わっています。
私のお気に入りは、『鳥よ、想いを伝えて』という歌。
ハンガリー語がわからないので誰に何の想いを伝えたがってるのかハッキリわかりませんが、
アイリッシュな匂いもするような一曲です。
それから、『私が驚くのは』という曲は、アイヌのOkiさんがトンコリを弾きながら歌っている
ようで、こっちが驚きます。Okiさんファンの方は、ちょっと聴いてみてください。
ところで、想いを伝えるのは難しいことが多いですよね。
【2008/03/29 Sat 22:49】
*
音棚…他民族音楽
アメリアの遺言
昨日に引き続き、ガブリエル・フォーレのレクイエムより『Pie Jesu』を
聴きまくりです。正統派のボーイ・ソプラノ(東京少年少女合唱隊)ソロ
も聴き、やはりこうした荘厳さも必要だなぁなんて思っていたら、いつの
間にやら
ウトウトしてしまいました。今日は、市電に乗ったときも爆睡
したんだけど、午後はなんでこんなに眠いのか...。
さて、『Pie Jesu』のような宗教曲とは打って変わって、今はカタロニア
民謡の『アメリアの遺言』を聴いています。
カタロニア民謡というと、有名なのがチェリストのカザルスが編曲・演奏
した『鳥の歌』。ですが、この曲について私はまだ全然理解できていな
いので、カザルスが込めた平和を祈るメッセージには共感すれど自分
が演奏するには至っていません。
なんて話はいいとして、リョベート(ジョベット)Miguel Liobetが編曲・演奏
したカタロニア民謡『アメリアの遺言』もギターを演奏する人にはおなじみ
の名曲ではないでしょうか。
タイトルの所以は、こんなお話にあります。
昔アメリアというお姫様がいて、その夫(婿養子)と義理の母である王妃
が密通していました。王妃はアメリア姫が邪魔になり、姫の毒殺を図りま
す。毒を盛られて息を引き取る間際に姫が歌ったのがこの歌ということで、
アメリアの遺言なんですね~。その遺言の内容とは、こうです。
自分が所有している7つの城のうち6つを父と兄弟とで分けて、残りの1つ
を恵まれない人々に寄付してほしい。それでは王妃には何を残すのか
と問われて、姫はこう答えます。「あなたには、私の夫をさしあげます」と。
ちょっとこわい感じがしますが、姫は王妃を恨んでいないとの遺言を残す
のです。
そんなわけで、哀愁のただよう切ない旋律の美しい曲です。
【2008/03/23 Sun 00:20】
*
音棚…他民族音楽
ひばり
ロマ(ジプシー)の伝承曲に、『ひばり』という曲があります。
この曲にはひばりがさえずりながら飛び回る様をヴァイオリンで
表現する箇所があり、ヴァイオリニストの腕のみせどころです。
大体見事にひばりがさえずっているかのような音を聴かせてもら
えるのでスゴーイ
ほんとに鳥の鳴き声みたぁい
と思うわけ
ですが、この部分の音を聴くとき私の脳裏にはなぜか鉄条網で
取り囲まれた建物の上空を自由に飛び回る鳥たちの姿が浮か
びます。
女性の脳は情報を収集するのが得意だとかで、様々な情報の
集大成で出来上がったイメージなのでしょうが、このイメージには
私の長年のテーマであるアウシュヴィッツに収容された人々の
精神についてへの関心が絡んでいます。
存在することが悪という理由である日突然囚われ、虐待された
人々がどのように生きて精神を保ったか、命をとりとめた後に
どういう心を持って生き抜いたのかを知りたくて昔からよく反応
していた言葉が「アウシュヴィッツ」でした。自分の意志からでは
なく人としての価値がないとして扱われる境遇に置かれた人間
が、どうやったら自分の存在を認めて生きてゆくことができるもの
か、どうしても私は知りたくてまだ知ることができないからです。
アウシュヴィッツに入れられ高圧電流の通った鉄条網に囲まれて
迫害された人達が鉄条網を越えて自由に飛び回る鳥達を見た時
どんなに羨ましく思っただろうと想像すると、胸が苦しくなります。
それで、『ひばり』のさえずり部分を聴くと切なくなるのです。
この曲を伝えてきたロマ達もナチスに劣等民族とみなされ、彼ら
以下とみなされたユダヤ人と共にホロコーストの対象とされました。
虐殺されるのみではなく強制的な断種手術という迫害を受けなが
らも、よくぞここまで民族の音楽を伝承してくれたと尊敬の念を
もって讃えなければならないと思える曲です。
【2008/03/17 Mon 00:33】
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音棚…他民族音楽
つじつまあわせの夜
昨日、というかおとといというか、金曜の夜に、札幌の『のや』さんにて
笛とギターと歌の扇柳トールさんとカンテレのあらひろこさんのユニット
アアシアンクッカ、そして南米の音楽を中心に楽器と歌で聴かせてく
れるトロさんのジョイント・ライブを聴きました。
のやさんは、うちからもまあまあ近いとこですが、訪問は初めて。
あらひろこさんに教えていただいているカンテレ仲間にご一緒してもら
いました。
お蔵(質蔵だったらしい)と民家をくっつけて改造したような一軒家の
レストランで、パスタやカレーがおいしい『のや』さんです。
カレーを頼んだら、すごいボリュームの皿が出てきました。楽器やって
た人にはちょっとしたバイブルっぽ「いつもポケットにショパン」(少女
漫画)もあったりして、なつかしかったです。
一緒に行った子はまだ若いので、知らなかったみたいで焦りましたが。
のやさんのお蔵は札幌軟石という石で出来ているそうで、その軟石は
札幌の南区(真駒内のほう)でたくさん取れたと聞きました。それを
使った石蔵が札幌には多いとか。ちょっと見たら、石膏のような石
でした。
ライブでは、意外にも?高音の声で歌う扇柳さんの歌にじーんと
きたり、あらさんのオリジナルの曲に感動。
それから、トロさんというのは男女のユニットですが、女性(吉田
ユウ子さん)の透き通った声がきれいで、男性(
岡田浩安さん
)の
サンポーニャのテクニックがあまりにも見事で驚かされました。
テクニックなんて書いたけど、とにかくすごくて他になんと表現したら
いいものやら。一発で、ファンになりました。
お話のしかたは職人風で、ユニークな人だったなー。
トロさんが使った楽器の中には、羊の爪をいくつもぶどうの房状に
つなぎ合わせたものがあって、買うと高いというお話が出ていました。
トロさんが『花祭り』を歌ってくれたので、2月はオコンコロのときと
合わせて2回『花祭り』を聴くことに。フォルクローレはいいなー。
【2008/03/02 Sun 02:38】
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音棚…他民族音楽
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