J.S.バッハの『目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ』をちょっと弾いています。
バッハの音楽は、毎回驚くほどの新しい発見で開眼させてくれ、演奏
する者を見守りながら教えてくれますね。
そんなところが、バッハが音楽の父と云われる所以でしょうか。
実は今この曲を弾いているのは、フッソングのアコーディオン演奏を
散歩中に聴いたからなのです。自分のMP3 プレイヤーに入っていて
最近聴いていなかったのですね。
演奏する者に大いなる愛を注いでくれるバッハの曲、きっと聴く人の
心にも様々な光を注いでくれるのではないかと信じています。
この先私がコンサートでこの曲を弾くかはわかりませんが、とても
美しい曲なので、まだ聴いたことがない方も一度聴いてみてください。
私は、クロス・ストリング・ハープでこの曲を弾いています。
この曲には、ケルティック・ハープには厄介な臨時記号が入るから
です。
それで、全音弦と半音弦の運指を駆使して指がヨレヨレに。
とはいえ、ナチュラルが入る曲なので、レバー付きのハープで演奏
するのも無理です。
半音弦の調弦も難しくて、厄介な楽器ですねー。でも、愛してます。