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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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ガソリン値下げするらしいって、ほんとですか?
ハイオクとかレギュラーの意味も知らない私ですが、ドルが99円台になっていることを
数日前に知って驚きました。遅い。。。ですか。
ドルが99円ということは、ポンドも…わぁお!190円台。
昨年夏からスコットランドの工房に注文しているハープがもうじき出来上がってくるので、
ポンドよもっと安くな~ぁれ

なんて話をしたのは、アイルランドの話を撮った映画『麦の穂をゆらす風』を見たからです。
アイルランドは長き(数百年)にわたって英国支配に苦しめられ、貧困と差別にあえいで
きました。英国軍の弾圧ぶりはとどまるところを知らず、映画では名を名乗れと命じた
17歳の少年が英語ではなくゲール語で名を名乗ったというだけのことで反抗的と判断し
拷問の末殺害するというシーンもあり、このときに殺された少年をとむらう村の老婆が歌う
歌が映画と同じ題の『麦の穂をゆらす風(The Wind That Shakes the Barley)』です。
この歌は英国支配への抵抗を歌うレベル・ソングという種類の歌で、アイルランドの伝統
歌にはこのテーマの曲がたくさんあります。映画の公式サイトでもこの歌が流れ、歌詞と
対訳が載っています。
恋人への愛と祖国への愛に心が引き裂かれ、アイルランド独立隆起に参加する決意を
固めた青年が、別れを惜しむそのときに凶弾に倒れた恋人の仇を討とうと英国軍と戦う
姿をあらわし、抗争に進む道で風にゆれる麦の穂の音を聴くたびに胸が痛むという悲痛
な歌詞です。
映画では英国軍に同胞が処刑されたことを知らされたとき、同胞が裏切ったために処刑
せざるをえなくなったときのアイルランド人の悲痛な面持ちがよく映され、その辛さを感じ
させられます。

戦いにまつわる歌なので、私はあまりレベル・ソングが好みではなかったのですが、これ
もアイルランドの心ということで、もっと理解していければと思います。
でも、この歌はメロディーもいいですよ~
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