昨夏乗って懲りた急行はまなすに、また乗ることになりました。
別の手段で札幌から東京に向かうつもりが、札幌で急用が入ったのでやむなく。
でも前に乗ったときと違って、シートのクッションがわりとしっかりしてたので助かりました。
札駅のホームではまなすを待っていたら、前に並んでいたおじいさんが後ろを振り返って
にっこりしてきました。なぜかこの晩、珍しく他人の話に乗った私。気をよくしたおじいさん
は(すでに酔っ払ってたみたいだけど)、お酒を買ってきて飲みなよと渡そうとするのです。
趣味でJRのおとく切符で旅行しまくってる人で、たまたま私が知っている鈍行の列車名の
話で共感したのか、楽しくやりたかったんだろうな。
ごめん。私はそこまでつきあってあげられる心やさしい女じゃないのよー、私と話しても
広がらないからつまらないしさ…。
ビールの500缶とワンカップのお誘いを断り、悪かったなぁと自己嫌悪に陥りました。
さすがに、電車の中で500のビールは…。
その後、青森から弘前回りの電車に乗った私は、うわーっという曲を聴きたくなり、
ベートーヴェンの交響曲をBGMにして東京まで戻りました。丸一日、ウィーンフィルの第九。
この曲を聴くと、人間が生まれてから味わう様々な世界が駆け抜けてゆく…ようなイメージが
わきます。
単純に、よくこんな曲を作曲できるよなーと感心仕切りの第九です
が、もちろんシラーの詩による歓喜の歌にも感動なのです。
ベートーヴェン、、、波乱に生きた人のイメージがあるけど、音楽に誠心誠意をこめて作曲に
懸けたんだろうな~。
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