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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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今週末から少なくとも数日間またPCを使えなくなるので、あれこれ焦って更新中です。
楽器を買うために、また東京でいくつか仕事をすることにしたのです。
それで土曜の午後に飛行機に乗るので、バタバタと雑事をこなしてます。
どういう風に考えれば、演奏でお金を稼ぐことを受け入れられるのか、
またしても悩みがピークに。
それを乗り越えられれば、いくつもの会社で365日働くなんてことしなくても済むのにな。
うぅむ。

さて、ベートーヴェンは10代からその音楽の才能によって家計を支えていたといいます。
パトロンとの主従関係で音楽を生業とすることを拒否したそうなので、生活は安定した
ものではなかったように思えます。
『敬愛なるベートーヴェン』で私が気に入ったシーンは、「沈黙が深まると魂が歌い出す」
とベートーヴェンが写譜師のアンナに告げるところ。
同じことを、私もよく心の深くで想像します。

前に働いていた会社の女上司から、私が大人になっても音楽を続けているわけがわから
ないとよく言われました。
彼女が育った家にはグランドピアノがあり、ピアニストを夢見て猛練習したそうです。けれど
ある日「成功するピアニストになんて世界で数人か数十人かしかなれないのだから、普通
に会社で出世したほうがいいじゃん!」と思ってピアノをやめたそうです。
そして、有名私立大学に入り→熱血ギラギラ上場企業でバリバリの営業ウーマンとなり
→留学しMBA取得→外資広告会社のマネージャーに転職→ディレクターに昇進…という
キャリアウーマンの見本のような人となりました。
私が就職するときの面接で、「こぉんなに人も羨むような有名企業を転々としてきたコツは
何ですか??」と聞かれたことから始まって、いろいろこの人に泣かされることが多かった
けれど、音楽なんかやめなよと仄めかされるのが一番苦痛でした。
音楽をずっとやっていた人がそんなこと言うなんて、悲しくて。
きっと私の子供時代より優れた技術を持っていたんだろうに、音楽の感動をあまり知らな
かったのかな...。
その会社では隣の席にも音大を目指してピアノをやっていたという子がいて、お金にならない
から音楽をやめたといいます。ぼちぼち会社で働いて、買物してお洒落して暮らしたい、が
口癖で、東京のど真ん中に住んで共働きをして、明日のごはんにも困るわけでもなく、毎日
キラキラの新しい衣装を着てくるのに、「共働きじゃないと暮らしていけない」と言う話をよく
聞かされました。
「お金を稼げないから音楽をやめる」とか、「趣味でいい」とか、どうして割り切らなくちゃいけ
ないのでしょうかね。
私は、音楽がないと、楽器弾かないと生きていけない気持ちになるから、音楽が好きだから
続けるしかないんだけど、音楽をやる人にはみんな音楽を愛してほしいなと思います。
お金と秤にかけて切り捨ててしまうようなことは、してほしくないよ~。

と、何だかまとまりのない記事になってしまいました。

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