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映画ばっかり見ていつ練習しているのかと不審に思われる方もいる かもしれませんが、映画を見る以外にも散歩に行って時間を使った りもする私です。 人気の少ないうちにと、円山動物園に行ってきました。 1年半ぶりの訪問です。 この一帯は高級住宅地だそうですが、それとは別に地下鉄駅から数 分の場所に原生林があるような自然の多さに惹かれてお隣駅の西 28丁目あたりに住もうかと札幌転居時には検討していました。 原生林のあたりとその脇の北海道神宮の敷地内には、まだ雪も残っ ていて、やっぱりアスファルトの道を歩くより足への衝撃が少なくて よかったです。 ↓円山公園駅構内 →外へとズンズン進みます ↓円山公園入口を入ったところ ↓左を向いても右を向いてもこんな ↓ゲートボール場もまだ雪の下 ↓ よそみしてるとぶつかります ↓神宮への階段の手前には、小川が 動物園正門から入場すると、すぐにオオワシやコンドルを見られます。 コンドルは普段は動物などの死骸を食べてるそうですが、餌がなくな るとラマや羊、牛の子供や病弱な動物などを襲うとか。ちょうど激しい 動作をしていて、脅かされました。 逃げるように反対側に移動すると、アライグマ舎が。でもちょうどアライ グマはお休み中のようで、近くにこんな記念撮影スポットが。 ↓笹が好き 少し進むと、ニホンザルの山が。くさい...。ニホンザルは今恋の季節 だそうです。見ていると、数分置きに喧嘩が勃発しているようで、鋭い 叫び声が。一方ではのんきに毛づくろいしあっているサル達もいて、 人間社会の縮図のような光景です。行ったときちょうどMaxにくさかっ たサル山ですが、14時すぎに飼育係の方が水をまいて掃除していて 匂いが消えていました。汚物の匂いだったのね。水をまくホースに そろーっと近寄ってはガジガジかじりつくサルが数匹いて、かわいか ったです。 次は、私の好きなシンリンオオカミのところへ。その名は、キナコ。毛 の色に因んだ名前だったかと思います。シンリンオオカミはカナダや アラスカに住む狼だそうで、前に見た『狩人と犬 最後の旅』に出て くる狼もこの種なのかもしれません。この映画は実在するロッキー山 脈に住む狩人ノーマン・ウィンターを描いたもので、本人が主演して います。役に立つ知恵もあるし、自然の偉大さを感じられる映画なの で興味のある方は見てみてください。。。で、キナコニュースですが、 いま動物園ではエゾシカ・オオカミ舎を新築していて完成間近だそう です。立派な建物だったので、来園者にも楽しめそうですね。 さて、ここで屋内施設へ。熱帯動物館に入ってみました。 くさい!予想以上のくささのためサバンナでの生活の厳しさに思い を馳せます。まずいたのが、ものすごい重量だという茶色いウシ。こち らにお尻を向けてつっぷして寝ているので、注目度も低いお方です。 ゾウについての立て看板があり、うぅむとしんみりした後はマサイ キリンを見ましょー。メスのタマヨ、オスのユウマが隣り合った柵にいま すが、立ち姿のユウマはまるで置き物のようではじめは動物だと気付 かないほどでした。口をひそかにモグモグやってましたが、どうやら 食いしん坊らしくタマヨがそばにいないと不安になるという性格らしい。 一方タマヨは、おとなしいが頑固者という性格。年の開きに親子...? と思いましたが、親子だったら親子って書くだろうから違うのかなー。 キリンの隣には、カバが2匹いました。これは実の親子だそうで、父親 のドン(名前に負けない貫禄あり)はほぼ全身を水にもぐらせて昼寝 中で、時折「グハァッ」と呼吸をするのでびびります。 お次は、しまうまのスモモとシンゴに会えます。ふと見ると、檻の前な どにいくつも看板が。「あぶないですから、さくのなかにはいらないでく ださい」と書いてあります。が、こっちの柵を越えてさらに動物のいる 柵に入るのは困難かと。でも外国なんかだと、動物園の猛獣の檻の 中に身投げをする人がいるらしいから、注意に越したことはないか。 しまうまの隣にはダチョウがいますが、見られませんでした。 そして、本日のメインイベント...の前にアムールトラをガラスごしに見ら れます。マジで身の危険を感じるほどの近さ ガラスには手を触れ られるほど近づけるので、そのすぐ先に猛獣がいることを思うと冷汗が 出そうに。 ↓アムールトラのタツオ(ご覧の通り立派なオス)、奥にメスのアイが トラの隣には、生まれて数か月の赤ちゃんライオンがいます。 名前は、ユウキとゲンキ。脱力...。 人間に興味津津な赤ちゃんたち。お母さんは、奥で寝ています。 ライオンの隣にはユキヒョウがいて、これがうなり声をあげていたの で恐ろしかったです。写真を撮るために檻ごしにしきりに手を振るお ばさんがいてそれが癇に障ったのか...。ペルシャヒョウってイランと かトルコにいるそうですが、あんな声を山の中で聞いたら心臓がも たなそうです。 熱帯動物館には他にユキヒョウやサーバルキャット(オス、ポッキー) がいます。 ↓外に出たらパンダがひっそりと募金箱です。 ↓円山動物園には遊園地もある。なつかしのびっくりハウス 足が疲れてきたので、もう帰りたいと思いつつもクマ舎の方へ。 途中アザラシの水槽があり、しばし和みました。 ↓くるくる回転しながら優雅に泳ぐ ↓あらわな寝姿 クマ舎でまずお出迎えしてくれるのは、ヒマラヤグマです。 1匹は寝ているように見せかけて写真を撮ったりするとチラっと 目を開けてこちらをにらみます。このクマは、近くで行っている 工事で火を使ったときにも煙臭くなった瞬間に鼻を「ふんふん」と 動かして気に食わなそうな顔をしてました。もう1匹は下の方で 雪の上をサクサクサクサクと歩き続けていて、顔の横に大きい耳 が付いているようにふさふさの毛を揺らしているのが見えます。 そのお隣は、エゾヒグマ。寝てましたが、爪が...とがってました。 そして、マレーグマにほっとして蜂蜜をなめる姿などを想像しなが ら隣に行くと、ホッキョクグマのサツキ 16歳が。アメリカはクリーブ ランド州の動物園出身 体重180kgのサツキの性格は、「飼育係 をえさの代わりにハンティングしようと狙うこと」と書いてありまし た。。。 檻を別にして、2匹のホッキョクグマが。オスがさかんにメスの匂 いを嗅いで追い回しメスが猛烈に嫌がっていました。その後サギ の柵の中でも子作り合戦が繰り広げられていましたが...春なん ですね ↓じゃれつくオスにうなり声をあげて抵抗するメス ↓携帯カメラがズームできると知った瞬間 1年半も訪問しないでいると、悲しいニュースも。 前に来たときには象がいたと思ったのですが、最後のゾウ 花子が天 に召されて以来、絶滅を危惧されている象の輸入が難しく、ゾウのい ない動物園となっているそうです。ゾウは群れで生活するので飼育に は数頭が必要でコストが嵩むという理由が大きいようですが、ゾウが 動物園にいたほうがいいのか野生で生きてくれたほうがいいのか、 難しいですね。 そういえば今日、宗教の集会への招待状がポストに投函されている のを発見。いつ来たのか...。自然葬でいいくらい、信仰心ゼロなんだっ てば。やっぱり冊子を受け取るのは、もうやめよう。