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ここはホントはハープの歴史なんかを書く予定でいたんだけど、 こんなしょうもない話で始まって恐縮です ハープをやっているというと、ほとんどの人はクラシック音楽で 演奏されるコンサートハープ(グランドハープとかペダルハープ とも呼ばれます)を想像するようですが、私がやっているハープ はケルティックハープまたはアイリッシュハープと呼ばれるノン ペダル(ペダルのない)比較的小型のハープです。コンサート ハープと異なる点は、足で操作して全音と半音を弾き分けるこ とのできるペダルが付いていないところです。ただし、ケルティ ックハープにはシャーピングレバーという半音切り替え可能な レバーを付けることができ、このレバーがあるとハ長調以外の 曲も弾けます。 ハープを買おうと思ったら、大体メーカーに注文して自分のハー プを作ってもらうことになります。そのときシャーピングレバーを 付けるか付けないかで値段が結構変わってきます。そして、 もう一つ高い値段を取られるのが楽器を入れるケースです。 通常持ち運びをする際にはソフトケースを使いますが、ソフトケー スですら2万円は下らないという高値のケースなので、ハープの 所有台数分そろえるのも大変です。2万円って書いてみるとそれ ほど高くもないかなと思えてきますが、それだけあったら楽器を グレードアップしたいと思うのが音楽家の人情です。 実は今月末のライブに急きょ使うことにしたハープがあって、それ にはケースがないので自分で縫っています。ミシンがないので、 手縫い... 前々からそのための布地を用意しておいたのですが、強度と耐 寒性と汚れが目立ちにくいの3つを兼ね備えていると思われる 布地を選んでいたら、柄が妙なのになってしまいました。「東京 浅草」とか「ニ番組」とか「千社札」とかが前面にプリントされてい るもので、外で持っていたら絶対人目を惹きそうな柄。今更なが ら、なぜこんな柄にしてしまったのか混乱します。市販の黒い ケースを抱えているだけで新種の武器でも持ってるんじゃないか という目で見られて駅なんかで警戒されるのに、今度は違った 目で注目を浴びそうで気が重いです 布地の裏にはスポンジを入れてクッションにしてるんですけど、 クッション材はあってもなくてもぶつかれば楽器のダメージにつな がりやすいので、他人になるべく迷惑をかけないようにしつつ 気安くぶつかられないようにするのが一苦労で、これは楽器を やる者の悲しい宿命ですね。 ケースを縫うのに使っている糸は、その名も「つよい糸」。 「糸は親と子の心の絆(きずな)」と書いてあります。長持ちしてく れればいいけど。 ↓こんな柄のケースを持ち歩くのは気が重い
↓無関係だけど、冬の思い出 雪合戦場