みなさん、アンデルセンの童話「絵のない絵本」はお好きですか?
私も、ついに読み終えました。
いつも序章でつまずいて、長年読み切れなかったこの童話。
大好きな翻訳家の山室静さんによる訳で、岩崎ちひろ画。
今までは掴みどころのない話ばかりが書かれていたように感じて
いましたが、だからこそ読者の想像力が働くファンタジーになって
いるのかもしれません。
第三十夜の話では、旅回りの音楽一家が枕もとに竪琴を置いて
馬小屋で寝ている様子を月が語ります。
アンデルセンという人は、豊かな心の持ち主だったのですねぇ。
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