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ケルティック・ハープで伝承曲を演奏しています。最近は、路上や公園のベンチでのんびり弾くことも多くなりました。
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プロフィール

HN:
こと座
年齢:
56
性別:
女性
誕生日:
1969/03/07
職業:
ケルティックハープ奏者
趣味:
旅、読書、祭り
自己紹介:
ケルティックハープで、ケルト民族の伝承曲を中心に演奏活動を行っています。

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ヴァイオリニストの五嶋みどりさんのお母さんである五嶋節さんが書いた本
『雨の歌』を暇つぶしのつもりで読み返してみました。
この本は、才能ある芸術家で国際的に活躍する人が大好きな母親(皮肉です)
に贈ったもので、親の家に置いてあるのです。
今回泊めてもらったときに、読みました。

よほど向いていないということでない限り、子供を職業音楽家に育てるという
作業は可能なんだなと私は思えたのですが、当然リスクはつきもので必要な
リスクをみどりさんが受け入れて乗り越えようと努力したことにより成しえた
現在の栄光なのでしょうね。
五嶋みどりさんの弟の五嶋龍君は幼い頃からその成長ぶりをテレビ番組で
放送され、今ではJRというビッグなスポンサーのCMに出演する人気ヴァイオ
リニスト。この人やフジ子・ヘミングの演奏姿を見ても思うのは、音楽活動で
スポンサーやお金を得るには「何かを動かせる人が現れる場所で演奏を聴い
てもらう」ことがいかに重要かということです。
はじめはたった一曲の協奏曲を音程もリズムも外しながら(勿論時折)弾いて
いても、きちんとしたコンサートホールで聴く耳を持った人の前で演奏すること
により芽生えたものを育てていくことで、テクニックや音楽性が磨かれる場合
もあります。

本自体は冗長な文章が続くので途中で投げ出したくなったりするのですが、
この方が支えて動いたからこそ五嶋みどりさんがアメリカデビューを果たして
世界的に有名なトップ・ヴァイオリニストの一人になったという事実は否めず、
プロの音楽家になるための必須事項がこの本には含まれていると感じます。
音楽好きなお子さんを持つお母さんは、読んでみてはいかがでしょうか。

タイトルの『雨の歌』は、ブラームスのソナタのタイトルから取られています。
お母さんとのある交流から、みどりさんがこの曲を好んで弾くようになった時期
があったという逸話が書かれています。
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