O・R・メリングのケルト・ファンタジー・シリーズ、「ドルイドの歌」を
読み終えました。
ケルト神話で知られる伝説の種族 トゥアハ・デ・ダナーン
(Tuatha De Danann)族やフォモール(Fomoire)族、
時の権力者 ドルイド(Druid)などが登場するので、それらの知識
がまだあまりない私には「ロード・オブ・ザ・リング」の残像が読んで
いる間じゅう浮かびました。
ケルト・ファンタジーだけあって、この「ドルイドの歌」には頻繁に
竪琴(ハープ)弾きが登場します。
口承の役目を果たす竪琴弾き(吟遊詩人)、不思議な力を持つ
ドルイドの弾くハープ、いずれも情感たっぷりに著されています。
続いて、同シリーズの「歌う石」を読んでいますが、これはのっけ
から展開が早い気が。
何となく、スティーブン・キングを思い出しました。
シリーズはそれぞれ登場人物が違う異なる物語なので、気に
なった本から読んでも大丈夫です。
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